海外のバズツイートから学ぶ英語1

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コラム
海外のバズツイートから英語を学びましょう。
今日はパキスタン出身の女性活動家、マララ・ユスフザイさん(@Malala)のツイートをご紹介します。(ココナラ内の規制につきリンクを省略します)

まず本文です。

We watch in complete shock as Taliban takes control of Afghanistan. I am deeply worried about women, minorities and human rights advocates. Global, regional and local powers must call for an immediate ceasefire, provide urgent humanitarian aid and protect refugees and civilians.

一文ずつ解説
We watch in complete shock as Taliban takes control of Afghanistan.

watch inは後ろにつく名詞によって色々と意味が変わります。例えばadmirationであれば「うっとり見入る」といった意味になります。watch in complete shockなので、「衝撃とともに目撃した」という意味になるでしょう。
何を「見た」のか、といえばTaliban takes control of Afghanistanとあります。直訳すれば「タリバンがアフガニスタンの支配を奪ったこと」ですね。これらを繋げると、「私たちはタリバンがアフガニスタンの支配を奪ったことを衝撃とともに目撃した。」となります。

 I am deeply worried about women, minorities and human rights advocates.

be worry aboutは「~を心配する」という意味です。minoritiesはマイノリティで、殆ど日本語です。human rights advocatesはそのまま訳せば「人権保護団体」や「人権擁護団体」になります。(Human Rights Advocates(HRA)という組織もあるようですが、これを指しているのかは不明です。)従って、「私は女性やマイノリティ、人権擁護団体のことが非常に心配です。」

Global, regional and local powers must call for an immediate ceasefire, provide urgent humanitarian aid and protect refugees and civilians.

Globalはそのまま「グローバル」ですね。regionalは「地域の」という意味で、Localは「地方」という意味です。Powerは「力」という意味もありますが、転じて「能力」や「権力」という意味もあります。実はGlobal powerは「世界の大国」、regional powerやlocal powerは「地元の実力者」という意味があるので、powerは一つしかありませんが、全て意味的に繋がっていると取るのがよいでしょう。
彼らは何をすべき(must)か。まず、ceasefire「停戦」をcall for「要求」し、urgent humanitarian aid「緊急の人道援助」をprovide「供給」し、refugees and civilians「難民と市民」をprotect「保護」すべきだといいます。まとめると、「世界の大国や地元の有力者は迅速な停戦を要求し、緊急の人道援助を供給し、難民及び市民を保護すべきである。」となります。

まとめ
ツイートを全てまとめると、
「私たちはタリバンがアフガニスタンの支配を奪ったことを衝撃とともに目撃しました。私は女性やマイノリティ、人権擁護団体のことを非常に心配しています。世界の大国や地元の有力者は迅速な停戦を要求し、緊急の人道援助を供給し、難民及び市民を保護すべきです。」
となります。

ツイートは、最近話題の国際テロ組織「タリバン」がアフガニスタン全土を支配したニュースを受けてのものと思われます。パキスタンはアフガニスタンと直接接しており、これは女性の人権保護に関わる活動家として看過できない事態なのでしょう。







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