コミュニケーションが上手な人は、
話す力よりもきく力があるといわれますね。
「きく」という漢字は色々ありますが、それぞれ意味が少し違います。
ここでは、3つの<聞くと聴くと訊く>を例にしますが、
この違いは
1 聞く・・・受動的に耳に入ってくる音や言葉
2 聴く・・・能動的に聴く
3 訊く・・・能動的に疑問を尋ねる です。
ほとんどの方は、1の聞くは意識しなくても身に付いていますが
大切な人とのコミュニケーションで、2、3の聴くと訊く力を身に付けるには
自分自らがきける状態になること、つまり自分の状態が関係します。
コミュニケーションで、気持ちがすれ違いやすいのは
「相手の話がきけていない」という原因も一つです。
この、きく側が、相手の話が本当にきけている状態になることが難しいのには理由があり、
それは、自分の話を誰かに本当にきいてもらった。という体験をしたことが少ない人が多いから。
私は、話すことにコンプレックスを抱えていたのもありますが
【本当にきいてもらえたと思えた経験】は、本当に少なかったと思います。
あなたの過去のコミュニケーションを思い出しても、誰かに自分の話を、
【本当に聞いてもらえた体験】はないか、ごく少ないのではないでしょうか。
私達は、知らない事や体験したことがないことはなかなか出来ないのですね。
それもそのはず
世の中のほとんど(99.9%)の親は、子供の話を<本当の意味で聞けていない>し<その親も自分の親に聞かれたことがない>と言われています。
私は(子供とのコミュニケーションは上手く取れているほうだ)と思っていましたが、そうではなかったなと思います。
私は、こんな状態になっていました。
・自分が(次は何を言おう)と思っている
・遠回しに、相手の為にとアドバイスの言葉を探す
・相手はこう思うだろうから、こう言おうと勝手に憶測している
・ネガティブな話は面倒なので、早々に切り上げ避けたい。。。。
実は、これって、全部 自分に意識が向いていますよね^^
コミュニケーションを変える力は
相手への <<興味>> です。
自分が何を言うか?ではなく
相手が何を言いたいのか?にフォーカスを向ける。なんですね。
それが出来る状態になる為には
先ずは相手ではなく、自分が自分への興味を。
<自分が自分へ興味を持って自分を満たしましょう>
自分の喉が渇いて瀕死のカラカラ状態なのに、相手に水をあげるのではなく
先ずは、自分の喉の渇きを満たすことで
自然に内側から相手への興味が沸き、相手の渇きを潤すことも可能です。
時には、コミュニケーションに衝撃も起こるかもですが
自分を満たすには、自分の本当の思いも大切にしたい場合もあります。
しかしそれは、やがて良い循環となるでしょう。
あなたのコミュニケーションを変えたいならば
ぜひ、自分が自分の発する
受動的に耳に入ってくる音や言葉を、能動的に聴き、能動的に疑問を尋ねる習慣を。
そうなることで、自分で自分を満たし
真のコミュニケーションを取る時の理想の心の状態
〈無心になりその場の空気を感じる〉状態に近づき
・相手の言いたいことに集中し
・相手の気持ちを感じ
・ネガティブな話をニュートラルにきく
・相手への質問をする(相手が聞いてほしいことを)
自分ではなく、相手へと意識が変わって行きます。
では、
一体どうなればあなたは満たされますか?
今、この瞬間もいい状態に持って行けるというくらい満たされる心になれる状態は?
『本当に本当に、あなたはどうありたいのか?』を、思い出す為に
自分のを思いを探して行きましょう。
先ずは <紙にあなたのありとあらゆる願望を書き出してみませんか? >
紙に書くという行為や、信頼出来る誰かに話すという習慣がないならば、是非、トライしてみて下さいね。
思いのままに書き出すのは結構、恥ずかしかったりしますが
恥ずかしい内容程、本当の自分の思いを知る事が出来、習慣にする程、本当の自分の思いが明確になってきます。
誰かに話す事にハードルが高ければ、紙に是非アウトプットしてみて下さい。 何を書いても自由です。
例え、ネガティブな内容でも、書き終えたら証拠隠滅してもよいのです^^
自分には素直に^^
そして、今ここからでもその思いを叶えられそうな事から、一つずつ叶えて行きましょう。
諦めずに出来る事は必ずあります。
自分の話しを自分がきける状態となり
あなたのありたい姿に近づく程、物事は上手く回っていくでしょう。
我慢はやめ、勇気を出して
自分に興味を持ち、自分で自分を満たし、心に余裕を持ったあなたの状態は、コミュニケーションを変える力があります♪