米国CPIの結果を受けて日経下落

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前日の米3月消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.5%の上昇と、市場予想の3.4%を上回ってきました。つまり、インフレが進んでいるため、米国としては金利を下げづらい状況になっているので、利下げを見送る観測が強まり米国株市場は下落、それに引っ張られて本日4/11の日本株市場も下落しています。
ドル円では米国の利下げを見送る観測が強まったことを受けて、円安が加速しています。おそらく、大口が仕掛けているでしょう。ここ数ヶ月の日経は、ドル円が円安に振れると日経は上昇していましたが、今回ばかりは米国市場が軟調なことと、各種テクニカル指標でもすでに過熱感が見受けられていたため、円安=日経上昇とはなっていません。個人的には、やはり4月は調整してくるだろうと思っています。現に、日経はどんどん上値を切り下げています。
ただし、5月の決算発表シーズンで、盛り返してくるんじゃないの?とも思っています。一般的にはセルインメイとは言われていますが、僕が思うシナリオは、5月の決算シーズンで、日経225採用銘柄の多くは好決算を叩きだし、日経のEPSが伸びることで日経PERは下落するため、そこでまた一気に買われてくるんじゃないの?と予想しています。
日本企業の多くは為替レートを150円で見積もっていません。130円前後くらいを想定して業績予想を出しています。であれば、為替差益が企業業績に上乗せされることと、海外では需要が旺盛なためインフレになっているわけですから、海外進出している企業にとっては当然、追い風なので日経225採用企業は全体的に好業績を叩きだしてくる可能性は高いと予想できますね。さらに、円安が加速していることで、訪日観光客=インバウンドの需要も依然として高いでしょうから、色んな角度から見ても、決算シーズン後から買われてくるんじゃないのと個人的には思います。
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