金融リテラシー

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マネー・副業
金融リテラシーとはお金に関する様々なことを自分で考え選択する能力です。株式投資においては、銘柄の選択、市場の大局観を自分なりに分析・予測する力です。
日本においては世界で見てもそこまで金融リテラシーが低いというわけでもありませんが、欧米と比べればやはりまだまだそのレベルには差があるということでしょう。それが顕著に表れているのが投資主体別売買状況です。
海外投資家が大きく買っているときには日本の個人投資家は大きく売っていますし、海外投資家が大きく売っている時には、日本の個人投資家は大勢が買いに回っています。真逆なんですよね。
この記事を書いているのは4/2の午後23:30頃ですが、現在の先物市場、米国市場は-1%前後ですから結構な下落率です。このまま引ければ、明日の日本市場もおそらく大きく下げてくる可能性が高くなりますし、そうなると、明日以降の日経はおそらく下落スイッチが入って結構な調整=下げになってくるかもしれませんね。VIX指数も急激に上がっています。
僕が言いたいのは、日本の個人投資家の多くは、おそらく4月の日経平均も上げてくるだろうと大方は予想しているのだろうということです。それはなぜか?
評論家の多くが、例年4月は海外の買いが入りやすいから、日経も上げてくるんじゃないかというようなコメントを、そのまま鵜呑みにしているからです。
そもそも、海外が買い越したとしても、日経が必ずしも上がるわけでもないのにです。
自分の資産を守るのは自分です。自分で考えて選択する力が金融リテラシーなのに、判断を他人に任せきっている。評論家はあくまでも評論家にすぎず、評論家だから投資で成果を出せるわけではありません。
だから、海外勢とは真逆の判断にもなるわけですね。自分で各種指標を見ていれば、今までが過熱していたのだからちょっと危ないよねって判断にもなるはずなのに、評論家がそういっているからと、1番指針にしなければいけない指標を無視して他人の判断に任せていたら、結果なんか出るわけないですよね。
僕は4月に入ってからは、ほとんど銘柄を保有していません。3月の最終営業日でほとんど利確してしまったので、信用の保証金維持率は80%近くまで上げています。昨日も今日も、取引は0です。
4月は下げてくる可能性が結構あるよねってスタンスを取っているので、各銘柄が大きく下がってきたところをバーゲンセールで買うつもりなので、あえてまだ待っています。『待つも相場なり』ですね。
実際どのように動くかはわかりませんが、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析が示す各種数値を指針にしなければ、何を指針に投資をするの?というはなしになってしまいますので。まさか、評論家のコメントで判断なんかしていたら、破産するだけですよね(; ・`д・´)マジで!
ですから、評論家の意見はあくまでも参考程度に聞いておいて、それよりも数字が示す各種指標の方がはるかに重要だと個人的に思いますので、そういうのも自分で勉強しながら、自分で判断していくことが投資では重要だと思いますということを、これを見てくださっている誰か1人にでも、お伝えできればとおもい、ブログを書いてみました。

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