令和6年4月の独り言

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法律・税務・士業全般
令和6年6月から「定額減税」が始まります。所得税の定額減税は、原則として、年末調整時の「一括控除」が認められず、月々の対応が求められています。複雑になる給与計算事務を毎月、スムーズかつ適切に実施できるよう、準備が十分に必要になってきます。

「定額減税」開始前に、やっておくべき「3つの準備」
1 控除対象者の確認と減税額の確定
2 「各人別控除事績簿」の作成
3 給与等の明細書の様式の見直し

1 控除対象者の確認と減税額の確定
 給与計算担当者は、まず、「令和6年6月1日」時点で、自社の従業員のうち「誰が」「いくら」減税となるのかを確定しなければなりません。従業員から提出された「扶養控除等申告書」「源泉徴収に係る定額減税のための申告書」から、その従業員の減税額はいくらになるか把握しましょう。
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