信頼されていない人には、悩みは打ち明けない

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ビジネス・マーケティング

あなたも、悩み事を信頼していない人に打ち明ける事はないと思います。


しかし、営業側になるとお客様の悩みを聞き出したいのが本音ですよね?


ではどうしたらその悩みを引き出すことが出来るのか?


いくつか方法はありますが、
今回はお手軽に簡単に出来る方法をお知らせします。


まずは「接触回数」。


これは、対面でもメールでもいいのですが、接触回数が多ければ多いほど、人は心を許します。


ただ、注意しなければいけないのが、一方的な発信は価値がありませんので、内容も重視して下さい。


お客様にとって価値ある情報でなければ意味がありません。
分かると思いますが、新商品発売といった内容のニュースレターや情報を送っても信頼を得ることは出来ません。


次に、「あなた自身の恥ずかしい過去を先に公開する」ことです。

自分は偉くて、あなただけの恥ずかしい過去を教えて下さいというスタンスの人に誰も話したいと思いません。


あなたにとって言いたくない過去があれば、それは隠すのではなく、武器に変える。
今がよければいいじゃないですか。


人は、ずっとエリートで来た人より、昔は苦労してたけれど今は乗り越え、頑張っている人を応援したくなります。


もし、あなたが離婚していたとして、離婚経験の辛い過去を先に話してきた人にであれば、あなたも言い出しやすいと思いませんか?


だから、あなたが過去に借金で苦しんでいたとしても、それは今は武器です。


人が苦労する数は、生涯で考えると平等になるとも言われています。
もし、あなたが過去苦労してきているとしたら、頑張り次第でこの先明るい未来が待っているはずです。


最後に、質問の仕方について少し触れておきます。


例えば、社員教育のことで社長さんから悩みを聞き出したい場合


<ダメなパターン>

あなた:社長も大変ですね。

社長:そんなことないですよ。


本当は大変だったとしても、認めてしまうと自分が管理できていないという事に繋がるので見栄を張ってしまい、本音を聞き出せません。


<いいパターン>

あなた:社長のところは、社員管理についてはまったく問題ないですよね。

社長:まったく問題ないってことはないですよ。うちも色々苦労していて・・・


100%出来ている人はいないので、まったく(100%OK)という言葉を使うことで、悩みを出しやすい状態にします。

一度、少しでも悩みを出してしまうと、水道のように溢れ出します。


このように、質問の仕方を変えるだけで悩みを聞き出したり、成約率を上げたりすることが可能です。


少しこの言葉の使い方について考えて見ると、生活自体が大きく変わり始めます。

ということで、今回はここまで。



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