1級建築士製図試験、通うのは総合資格か、日建学院か

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こんにちは。
一級建築士の資格取得のサポートをしているテツと申します。

一級建築士の製図試験は、基本的に資格学校に通う方がほとんどかと思います。(中には独学で合格する人もいますが、それは稀、今の時代数百人に1人もいないでしょう。)
私は、
・一年目、日建学院の長期コース
・二年目、日建学院の長期コース
・三面目、総合資格の長期コース
に通いました。

一級建築士の製図試験に合格するために、資格学校選びに悩む方が多いかと思います。受験者の中では、特に総合資格か日建学院に通っている方が多いので、今回は総合資格と日建学院の長期コースにどっちにも通った経験からそれぞれの学校の特徴をまとめていきます。

※私自身が受験生当時に通っていた学校の特徴の紹介のため、他の地域の学校とは少し違いがあるかと思います。

目次

1.特徴
2.講義のタイプ
3.課題の特徴
4.メリット・デメリット
5.まとめ

1.特徴

総合資格
長期コースの場合1クラス30人に対して、講師の先生が3人ほど担当されます。10人に対して1人の講師が担当するため、個人個人に対して適切なアドバイスを受けることが出来ます。みんなで一丸となって合格しようという雰囲気の学校でした。

日建学院
長期コースの場合は、1クラス30人に対して、講師が1人で担当してました。
30人を1人で担当するため、中々質問をしにくい雰囲気がありました。学校の雰囲気としては、ピリピリしている感じがあり全員がライバル視しているような雰囲気でした。

2.講義のタイプ

総合資格
総合資格の講義のタイプは、映像講義+講師による直接の講義を受けることが出来ました。映像講義は、全国にある学校で共通の講義となりますが、講師の方が直接課題の講義をする際は、質問等がいつでもしやすい感じでした。
基本的には、講師から直接受ける講義がメインとなります。

日建学院
日建学院の講義は、ほぼすべての講義が映像講義のため全国どこの学校でも同じレベルの講義を受けることが出来ます。講師の方が、映像講義にプラスして解説をする流れでした。
メイン講義は、基本的に映像講義が中心の授業となります。

3.課題の特徴

総合資格
課題の特徴としては、各課題を満遍なくこなすものでした。基本課題と応用課題のようなものがあって約一週間で2課題行う内容であり、突出した課題はなく本試験のレベルとあまり変わらないレベルでした。

日建学院
日建の課題の特徴として、基本から応用、突出した課題まで様々なレベルの課題をする傾向があります。特に法規の内容に重点を置いていて、ほぼ全ての法規を網羅する内容でした。

4.メリット・デメリット

総合資格
メリット
・直接講師からの講義を受けれる
・質問がしやすい
・通学する学生同士でのコミュニケーションがあり、情報交換が豊富
デメリット
・学費が高い(日建の約1.5倍くらい)
・課題の量が半端じゃない
・人と関わるのが苦手な人は向かない

日建学院
メリット
・映像講義のため、講師の質によらず品質の高い講義を受けれる
・課題のバリエーションが豊富
・学費が比較的安い
デメリット
・わからないところがある場合、中々質問が出来ない
・学校に通っていても常に1人で勉強をする雰囲気
・受講生同士が常にライバル視している

5.まとめ

今回のブログでは、総合資格と日建学院のそれぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介しました。
1人では勉強ができない人は、総合資格
1人で勉強したい人は、日建学院
がおすすめです。
どちらも通った経験から、試験に対する重要な部分はそれぞれの学校に大きく違いはなかったです。
どちらの学校に通っても合格する人は合格するので、学費や通学のしやすさから選ぶのが一番かと思います。

私のサービスでは、各資格学校で重要とされている部分を徹底的に添削いたします。合格するための近道は、色々な人に課題を添削してもらうことです。
今年こそは合格を勝ち取りましょう。



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