「ペットを飼い始めたので、かかりつけの動物病院を決めたい。だけど、どこの病院にしたらいいのかわからない。」
病院のホームページを見る。
口コミ情報を参考にする。
実際に行ってみる…etc
いろんな方法がありますが、どれも決め手に欠ける…
そんな時に、お勧めなのが「五行易」という占いです。
「五行易」は「断易」とも言われる、八面体のサイコロを2つ使った占いです。
物事のよしあし、進むか、やめるかを占うのに最適な方法です。
このコラムでは「五行易」を使った鑑定を実際の依頼から紹介していきます。
早速、クライアントからのご依頼を元に実際に見てみましょう。
【依頼内容】
「現在、かかっている動物病院について、診療の内容、スタッフの連携などで時々不安を感じている。
これから去勢手術を控えているので、このままこの病院にかかっていて問題はないかどうか」
この依頼内容を念頭にサイコロを振って、
出た目から「納爻表」をもとに表して、
現在の状態とこれからをみていきます。
鑑定日:卯月 甲辰日 空亡:寅卯 /
本卦:水火既済 之卦:山火賁 裏卦身:孫寅
寅 ― 兄 : 子
(応)
子 : 官 ― 戊
父 : 申
兄 ― 亥
(世)午財
官 : 丑
孫 ― 卯
ポイント1:五行易は占う時に必ず、「中心の星」を決めておくことがポイントです。
これを「用神」といいます。
今回の場合は、「病院に問題がないか」なので、問題を災いとみて「官鬼」という災いの意味のある星を用神として鑑定しています。
災いの官鬼は、上から2番目の五爻と下から2番目の二爻にあります。
ポイント2:五行易は鑑定した日にちがとても大事です。
鑑定の日は辰日で、辰は土のエレメント。
官鬼のついた星は戊と丑です。この星はどちらも土で同じエレメントですので、力は同等です。ただし2つに分かれていまます。
五爻の戊は辰は沖という関係で、これは通常は変化を起こしているので力はなくなります。
ですが同じエレメント同士なので、完全に無効ではありません。
そして月と合の関係で気になるところです。また二爻の官鬼も静かにしていますが、力がないわけではありません。
この官鬼の力を後押しする星が「財」なのですが、現段階では三爻に隠れています。
ではペットの様子はというと、ペットは「子孫」という星でみます。
月からは力をもらっていますが、静かです。そして五爻の官鬼と繋がっているので、よくないようです。
クライアントを意味する「世爻」は兄弟という星がついています。また相手(この場合、病院)、結果を表す「応爻」も兄弟。
「兄弟」という星には、出費の意味と心情的には、イライラや焦りなどがあります。
【まとめ】
今すぐにどうこうということはなさそうですが、この先もかかり続けるのは勧めません。
クライアント自身も既に病院に対して良いイメージはもっていないようですし、実際、病院側も何かしらの気ぜわしさをかんじさせます。
5月以降に災いが表面化してきそうな気配。利用するにしても今月いっぱいまでで、他所を探してはどうでしょうか。
【結果】
かかっていた病院では、ペットは手術ができる状態であるというが、肝心の手術の予定が全くたたずに一か月先とあいまいなことを言われていた。
その理由も納得できる説明がなく信用できなくなっていたとのこと。
すごく人気のある病院だったので、自分がいだく疑問に自信がもてなかったので、五行易を依頼されたとのことでした。
その後、すぐに別の病院にかかったところ、ペットは今の段階ではまだ手術はしないほうがよいと判明した。
このまま手術をしていたら危ないところだった。
また他の治療個所も気になっていたが、しっかり見てくれて、安心できたとのことでした。
お読みくださいましてありがとうございます
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※この記事は過去に紹介した記事を再構成したものです。