人は誰しも闇の部分を抱えて、生きています。
いい人と呼ばれている人も、闇の部分はあります。
そして、人は年を取ればとるほど、闇の部分も多く持つように
なってきます。
自分の闇は、心の傷になっていたり、嫌な記憶を思い起こすため、
否定したり、戦ったり、逃げたりしたくなるのですが、
闇も自分の一部のため否定すると、自分のエネルギーが減っていき、
人生もままならなくなってきます。
しかし次のことを、知っておいて欲しいのです。
「闇が大きければ大きいほど、光の量も大きい。
そして人の闇と光は、ほぼ均等くらいである。」
これはこの世が、陰と陽の法則でなっていることから、
誰しも変えられない事実なのです。
そうすると闇が出てきた時はどうするのか?
ということですが、
闇が出てきたらただ受け入れる。
それだけでいいのです。
なぜなら、同じくらい光の量を持っているのですから、
闇もあるのは当然だからです。
これを否定したり、争うと、分離が起こり、精神的にも
どんどん闇に引きづられていきます。
ただ、受け入れるです。
しかし古傷など闇が出ると、感情的になったりする時もあるでしょう。
その時は、紙に書いたり、人に話すなどして表に吐き出すことで、
冷静な自分を取り戻すことができるようになります。
自分の闇は誰のものでもなく、自分のものです。
他人に明け渡すのではなく、
自分の闇のエネルギーをきっちり受け入れて、
人生を歩んでまいりましょう。