為替介入?

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せっかく咲いた桜は、どうしてすぐに雨や風で散ってしまうのでしょう。
お花見をもっとしたかったコツメッコです、こんにちは。
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さて、気になるニュースがありました。
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以下、ヤフーニュースより引用。

外国為替市場で約34年ぶりの円安水準が続く中、政府・日本銀行が為替介入に踏み切るかが焦点となっている。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測の後退などを背景に円安の動きは加速し、円相場は市場関係者が〝防衛ライン〟と指摘する1ドル=152円の手前で推移。円安は物価高を助長するため、財務省は市場への牽制を強めている。

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■「あらゆる手段排除せず」

9日の東京外国為替市場の円相場は終日、1ドル=151円台後半で推移した。

「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず、適切な対応をとりたい」。鈴木俊一財務相は9日の閣議後記者会見で、円安の動きに関しこう強調した。

現在の円安進行の背景には、日米の金利差の拡大がある。日銀は政策金利を17年ぶりに引き上げたが、緩和的な金融環境を続ける方針だ。一方、経済が堅調な米国ではFRBによる早期の利下げ期待が後退。金利差は当面縮まらないと意識され、円を売って運用に有利なドルを買う動きが続いている。

市場が警戒する為替介入は外国為替相場を安定させるため、各国当局が通貨を売買する行為。1国で実施する場合は「単独介入」、複数国が連携する場合は「協調介入」と呼び、財務相の指示に基づき日銀が介入の実務を担当する。

東日本大震災が発生した平成23年には、日本の保険会社が保険金支払いのために外貨建て資産を売却するのではないかという思惑から円高が進行。1ドル=75円台という歴史的円高の是正のために円売り介入が行われた。

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■覆面介入の可能性も

また、令和4年には急速な円安を抑止するために円買い介入を実施。計3回で総額約9兆円の介入は初回以外は実施したかどうかを公表しない「覆面介入」で、市場関係者を疑心暗鬼に陥れて過度な円安の抑止を狙ったとみられる。

今回、為替介入にいつ踏み切るのか。野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは「152円を超えると円安に弾みがつく。当局はこのラインを死守したいのでは」と語った。

ただ、〝実弾介入〟には段階を踏む。鈴木氏らは記者会見などで「口先介入」を繰り返しており、一時1ドル=151円97銭まで下落した3月27日には財務省と金融庁、日銀が3者会合を開いて市場を牽制した。

介入前に市場参加者に為替水準を聞く「レートチェック(水準照会)」で、ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは「152円台でレートチェックを行い、153円台で介入がメインシナリオだ」と語った。

一方、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎主席研究員は「介入で(円安の)方向を変えることは困難。日銀の利上げがFRBの利下げより先に実施されれば、流れが変わる可能性もある」との見方を示した。(今仲信博)


・・・とのことです。

どこまで円安が進むのか、気になるところです。


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