「本当に稼げているならわざわざ他人に教えたりしない」は本当か?私がFXの手法を有料販売する理由

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マネー・副業
「本当に稼げているならわざわざ他人に教えたりしない」

こういう論調って結構いろんなところで耳にしますよね。

私はFXをやる以前はアフィリエイトをやっていた経験があるのですが、確かに「儲ける方法」を売って儲けている情報商材屋は結構いました。

あるいはマルチ商法の投資勧誘などもこれに近いものがあり、あたかも自身が投資で稼いでいるかのように見せて実体は

「投資の勧誘自体で稼いでいる」

という”虚業”であることが多いですからね。

私はそのマルチ商法の投資勧誘で仮想通貨詐欺にあって2000万ほど溶かしたという手痛い経験があって「自分一人の力で稼げる」相場の世界に入門しました。

そして、自分自身がFXに身を投じるようになってよく思うのは「通常のビジネスにおける一般論ってFXだとあんまり通じないなー」ということです。

例えば、通常のビジネスにおいては

「出来ないことを出来ないままにすること」

って”ご法度”のような扱いを受けますよね。

出来ないことを出来ないままにするのではなく「出来る人」に教えを請ったり、誰か他の人間に頼ることを推奨されると思います。

実際それがある意味正解なんだと思いますがFXにおいてはそれは全くの正反対で、

「出来ないことは別に出来ないままで良い」

という”逃げ”のスタンスはむしろ勝ち筋になってしまうという特殊な世界です。

この時点でFXというのは一般的なビジネスとは一線を画する考え方が必要なんですよね。

まあ、結論から言えば

「本当にトレードで稼いだとしても人に教えることはある」

ということになるんですが、少し私の言い分を聞いていってください。

他の人に教えても為替市場には大した影響がない


「儲ける方法を他人にわざわざ教えるメリットがない」

という理論というのは、根本的には「限られたパイの奪い合いになるから」という発想があります。

他人に「儲かる方法」を教えれば、その分自分が利益にありつける可能性が低くなるということですね。

それは確かに一理あるのですが、為替市場というのは1日に何百億ドルという巨大なマネーが行き交う市場です。

株の特定の銘柄や仮想通貨のように取引不可になることなどまずありません。そもそも自分以外にも様々な手法をする他者がいたり、いろんなチャート分析や思惑が混じり合っています。

自ら編み出した「手法」を人に教えている人なんてごまんといるわけですからね。

というか、むしろ自分と同じようにトレードする人が少しでも増えてその自分が狙いたい値動きをフォローするようにでもなってくれれば万々歳なわけです。

自分と反対の売買を考えている人間(つまり自分にとっての利益)は他にいくらでもいますからね。

ただ、為替市場というのはものすごく巨大なマーケットですから、良くも悪くも一個人が為替市場を動かすほどの影響力を持つことはほぼありません。

例え何千万、何億という資金でトレードしているとしても所詮それは「個人トレーダーにしては資金が大きいレベル」でしかなく、ヘッジファンドや銀行といった桁違いの資金を扱う「クジラ」の存在の前では全くの無力です。

なので個人がいくらあがこうと為替市場という大きな戦場ではパイの奪い合いどころかちっちゃな食べカスであーだこーだ言っているのに等しく、ミクロの動きでしかありません。

また、人に自分のトレード手法を教えることで「自分の資金を代わりに運用させて損失を補填する代わりに利益の何割かを貰う」なんていう選択肢も可能ですし、実際にそういうことを会社として行っているところもあります(プロップファーム)。

現場から管理職に行くような感じですね。

「攻略法」を編み出したら誰かに教えたいもの


まず人間の感情として、自分が何か素晴らしい気付きや発見をしたとしたら誰かに教えたくなりませんか?

少なくとも私は結構そういう気持ちが強い方です。

私が小学生の頃初代ドラクエモンスターズが発売されたのですが、その時に「竜王」の配合の仕方を偶然発見してしまい、その作った竜王を友達に自慢したり配合の組み合わせを教えたりしていました。

当時はインターネットも一般的でない時代ですから、周りの友達が躍起になって何とか私から竜王の作り方を聞き出そうとしていたのをよく覚えています。

私は特にFXを割とゲーム感覚でやっているところがありますので、「いい攻略法見つけた!」と言わんばかりに人に教えてしまいたくなります。

それが「他の人でも再現できるようなものを作れた」となれば尚更です。

まあ、いくつになっても自分スゴイだろ!?とドヤりたくなるもんです。

トレーダーは待ち時間が多い

専業になるほどトレーダーって待ち時間が多くてヒマです。

「ここまで引き付けてから買いたいな・・・」

みたいにチャートが自分の思い通りの形になってからようやくトレードを考えるって感じなので、それまでは待ちぼうけです。

実際にポジションを持ってからもせいぜい30分や1時間の節目にちょっと見るくらいでその間の細々した動きはあまり見ないようにしています。

MT4やMT5ってアラーム設定しておけばその価格に行ったときに教えてくれるんで、それまでは大した値動きがないってことですから見る必要もあまりないんですよね。

よく教材の謳い文句として「いつでも好きな時に自由に稼げる」とかよくありますけど全くそんなことはなくて、チャンスが来るかどうかは常に相場の気分次第。

我々個人トレーダーは相場が大きな流れを作る時が来るのを待つしかありません。

あと、そもそも為替相場って土日が休みですからね。

結局大半の時間が「ヒマ」なのでゲームをやったり、それにも飽きたらこういった無料有料含めた執筆活動などもしているというわけです。

無料だと「良い情報が無料であるはずない」と軽視される


人間って「価格」が高いとその価値も高いと思いがちです。

あるお店の店主が売れ残りの品を在庫処分しようと半分の価格で売るように店員に指示したところ、その店員が間違えて価格を数倍にして置いていたら「貴重なもの」と客に誤認されてなぜか売り切れてしまった、なんて話もあるくらいです。

で、逆に言うと価格が低いものや完全無料のものは「そんなに良い情報のはずがない」という風に、すでにその情報に触れる前からバイアスがかかっています。

実際、YouTubeなんかを見てもその辺の数万円するようなFXの情報教材よりよっぽどためになる動画を無料で作成している有志の方って結構いるんですよ。

あるいは無料でないとしても、せいぜい数千円くらいの価格のトレード書籍なんかにも役に立つ情報が書いてあることが多いです。有名な書籍では「デイトレード」(という名前の書籍)なんかがそうですね。

それくらい人間というのは「価格」によってそのものの価値を図ろうとするバイアスがあるのです。

数字というのはある意味では客観的(のように見える)ですからね。

仮に”ものすごく使えるトレード手法”なんてものを完全無料で公開したとしても

「そんなに良い情報が無料のはずがない」というバイアスが読む前からかかってしまっているので、「ただ長いだけの記事だなー」で真剣に読まれずに終わるのが関の山なのです。

下手をすると最後まで読まれないかもしれません。

せっかく「攻略法」を編み出したのに聞いてもらえなかったら悲しいですからね。

でも有料にすれば「本当に儲けている人は有料で売る必要がない」と言われ、無料なら「本当に良い情報をわざわざ無料で公開するはずない」と言われ・・・じゃあどうしろと言うのか(笑)

そう、どちらにしてもFXに関しては「情報を公開すること」それ自体にケチが付くのです。

自身から何らかのアウトプットをしてその反応を見たいっていうのは人間の本質的な欲求だと思うんですけどね。

ただ有料にすると、お金を払ってまで見てくれる人というのは最後まで真剣に読んでくれます。

まあ単純に「金払ったんだから元を取りたい」

という気持ちが一番でしょうが、理由は何であれこちらが真剣に書いたものを真剣に読んでくれるという行動で応えてくれるのはうれしいものです。

個人コンサルとかで高い料金取るのもこのバイアスがあるというのが一つの理由でしょうね。

「儲けてるんだったら金取らないで無料で教えろ!実際は儲けてないから金取るんだろ詐欺師!」なんて言う人もたまにいますけど、仮に無料でやったとしても相手に「覚悟」がなくて真剣に聞かないから意味ないんですよ。

固定収入は日々のトレードを安定させるために重要


これは主に精神的なメリットと言えるものですが、いくらトレードで稼げると言っても基本的にはギャンブルなわけです。

日によっては全くトレードすることも出来ないということも普通にあります。

トレードでうまくいくためには「待つこと」がとても重要なのですが、その「待つ」余裕を持つには「安定した固定収入があること」というのがキーポイントになります。

だからこそ、こういったところで有料記事を販売するという「トレード以外の収入」というのは大事なのです。

仮に全くトレードできなかったりその日のトレードを損失で終わったとしても

「まあ、生活には困らないしいいか」

と余裕を持って次のチャンスを「待つ」ことが出来るようになるというわけです。

期待値では計れない固定費の現実問題


例えば、

①50%の確率で100万円得るか50万円失う
②確実に10万円もらえる

のどちらを選ぶか?って質問をされたとしてあなたはどっちを選びますか?

これに正解はなくて好みでしかないんですが、「期待値」の観点から言えば断然①なのです。

①の期待値・・・(100万円 × 50% + -50万円 × 50%)=25万円
②の期待値・・・(10万円 × 100%)            =10万円

というわけで①の方が期待値高いから絶対に①選びましょう・・・
とは限らないのです、現実的には。

なぜなら生きていくうえで固定費が絶対かかるから。

家賃、通信費、食費、光熱費、水道代、ガス代・・・と、よほど質素な生き方をしていない限りは普通に毎月10万円くらいは生活費として必要です。

まあ通信費や食費くらいは節約で削れる部分もあるでしょうが・・・借家であれば家賃はどうしてもかかりますよね。

「今月は負けちゃって払えないけど来月なら多分100万稼ぐからちょっと待って!」

なんてわけにはいかないのです。

企業ならこんなことやって手形の不渡りを2回起こせば銀行取引停止処分で事実上の倒産ですからね。

私は隣人トラブルのリスクと隣り合わせの家購入とかしたくないですし、身動き取れないのも嫌でずっと借家とかホテル暮らしを転々とする根無し草なので固定収入はある程度必要です。

固定費の分は固定収入で賄ってその余剰分をリスク投資に回すってのが賢いやり方です。

結局、どんなに勝てるようになったって「負けるリスク」は常にあります。そのリスクヘッジとしての固定収入はメンタル面でも非常に重要なのです。

だから基本的にはトレードでいくら稼げるようになったとしても会社勤めをしながらの兼業トレーダーのような形の方がオススメできます(私は会社勤めとか無理な社会不適合者なのでこういう形で固定収入を稼ぐしかないのです)。

孤独からくる承認欲求と誰かの役に立ちたいという気持ち

これは私以外の大半のトレーダーもそうだと思うんですが、トレーダーに付き物の孤独による社会的欲求から来ているんじゃないかと思います。

トレーダーなんていくらお金があっても「社会的な信用」なんてほぼ皆無ですからね。誰もが知ってるような一部上場企業に勤めるサラリーマンの方がよっぽど尊敬されると思いますよ。

FXトレーダーなんて所詮ギャンブラーと同じだと思われていますから。

あと、綺麗ごとでなく誰かの役に立って少しでも社会貢献したいという気持ちがあるのは事実だと思います。

結局、トレードでいくら一人で稼ごうとただ虚しいだけなんですよ。

負けてばかりだったのがだんだん勝てるようになってくると段々楽しくなってくるものですが、それもすぐに慣れますし飽きます。

なんていうか、工場の流れ作業みたいな感覚なんですよね。ひたすらベルトコンベアに乗せられて流れてくる札束をいかに取るか、みたいな。金に困ってればそれも飛び上がるほど嬉しいでしょうけど・・・

そんなことを一人でやっているくらいなら、誰かにおすそわけして感謝されてお金もらえる方がずっと有意義じゃないですかね。

特に個人コンサルなんて、数か月間にわたって「弟子」として教え込むわけですからその弟子が成長してトレードでうまくいくようになるのを見るのって単に金だけじゃなくて嬉しいと思いますよ。

結局、人間にとって金よりもそういう気持ちとか人とのつながりとかの方がよっぽど価値のあるものだと思いますよ。

さて、そういう色んな理由があるので私は有料でトレード手法を公開しています。


一応、他の人でも再現可能な「手法」としていくつか候補があるのですがまずこれを一つお試しで販売しています。

これはラインをいくつか引いてそのブレイクアウトが失敗してダマシになるポイントを狙うカウンターのトレード手法です。

基本的にはラインを引いて待つというシンプルなトレードで「初級者向け」って感じですね。

節目となるラインを引いてそこに引き付けてトレードっていうのはどんな熟練トレーダーも同じなんで、それにつながるような感覚を身に付けながら出来るという意味では初級者向けとはいえ結構伸びしろがあると言えます。

また、無料ブログにてこの資料の一部を公開していますので興味があれば読んでみてください。






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