心理統計を学びたい人向けのテキスト紹介!

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こんにちは!
心理学研究員の原です。

今回は心理統計を学びたい人向けのテキストを紹介したいと思います。心理統計に限らず,統計学のテキストも含まれます。

1.吉田寿夫 本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の
   統計の本 北大路書房
このテキストは心理学に関する統計を学ぶときにオススメしてもらい即買いしました。内容は本当に基礎の基礎ですが,普段統計をやっていない人には少し難しいです。私は通学のときに読んでいたのですが,あまり理解できず,心理学の先生に「このテキストを理解できないなら心理統計はできないよ」と言われて絶望感を味わいました(-_-;)

2.山田剛史・村井潤一郎 よくわかる心理統計 ミネルヴァ書房
1のテキストで十分に理解できなかったので買ってみました。できるだけ数式などを入れずに説明されているのでとてもわかりやすく大学院受験の際の心理統計の基本テキストとして用いていました。初心者にも大学院受験であまり統計が問われない場合にはこのテキスト1冊で対応できると思います。

3. 丸山他 学生のための心理統計法要点 おうふう
よくわかる心理統計を読んでいて,けど物足りない箇所があったりしたのでこちらのテキストを読んで理解していました。

4. 服部環・海保博之 Q&A 心理データ解析 福村出版
このテキストはオススメとネットであったので買ってみたのですが,数式がかなり入っており結構難しかったです。私としては,初心者向きではないと思います。

5.村井潤一郎・柏木惠子 ウォームアップ心理統計 東京大学出版会
とてもわかりやすく書かれています。多変量解析まで網羅していないので基本統計の内容がメインになります。私の出身大学ではこれが心理学研究法の指定テキストになっていました。私はあまり使わなかったです。

私はよくわかる心理統計を基本テキストとして読み込み理解をして,足りないところはいろいろなテキストを読んで補足していきました。実際に論文を読んでみて心理統計を学ぶことも一つの勉強方法だと思います。自分に合った統計のテキストを見つけて実際に論文を読んでいきましょう!そうすることで心理統計を深めることができると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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