中古フリマとハンドメイドマーケットの違い

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コラム
こんにちは、Nishikioriです。

今回は、モノを売りたい!安くモノを買いたい!という方向けに、地域で行われるイベント、
・中古フリマ
・ハンドメイドマーケット
上記の2つのイベントについて、違いをザックリと説明してみたいと思います。
私の経験則に基づいた内容になりますことをご留意くださいませ。

※どちらも地域で行われるイベントレベルのものになりますので、大規模なイベント(入場料が必要な〇〇ハンドメイドマルシェなど)は含みません。

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①客層について

中古フリマもハンドメイドマーケットも、様々な年齢の方がいらっしゃいます。開催される場所の地域住民がお客様のメイン層になりますので、開催地域がどのような場所なのか?ということが非常に重要になってきます。

出店するならば、自分が用意する商品がその場所にマッチしているかどうか考えてから参加すべきでしょう。繁華街で子供服は売れません。逆に住宅街で高級過ぎるものも売れません。

中古フリマにお客として行くならば、「車出店可能」「プロ参加可能」なイベントなのか、調べた方が楽しめるかもしれません。車出店可能であれば、大きな家具など持ち運びが難しい物もたくさん販売されます。大きなものを購入する可能性があるならば、ご自身も車で行かないと持って帰られないかもしれませんね。
また、プロ参加可能の場合、激安で大量の衣料品・生鮮食品などが手に入る可能性もあります。

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②値切り文化

同じ年齢であろうとも、お金に余裕がある方・そうでない方、どちらもいらっしゃいますよね。中古フリマもハンドメイドマーケットも様々な年齢の方がいらっしゃいますが、貧富の差がかなりあるように感じます。

中古フリマは「安い」というイメージが先行していますので、とにかく何でも安く買いたい!という人が多く集まりがちです。値切り文化も根強く残っており、10円単位どころか1円単位で値切られることもあります。
特に準備中~開始時間はお買い得品を求めてやってくる方々が、並べる前の荷物まで触ってきます。私物(特に貴重品)が盗まれないよう、ご注意ください。

余談ですが、私は荷運びに使うスーツケースを「いくら?」と聞かれ購入されかけました。帰れなくなりますよね…。

値切りは絶対に対応しなければならない!というわけではありません。また、周りが値切っているから自分も買う時は値切らなきゃ損!というわけでもありません。基本的に、無理だと分かっていながら、コミュニケーション・楽しみ・一種のエンタメとして、値切りが行われていると思いましょう。

面倒な場合は「このケース内の商品は値切りNGです」といった張り紙をするのもアリです。
また、アナタが購入する際に表示価格でそのまま買いたいと思ったなら、表示価格で購入しましょう。値切らないお客様にオマケをしてくれる出店者も多いですよ。

一方で、ハンドメイドマーケットには値切り文化はありません。高いと思っても、値引きをお願いしてはいけません。
ハンドメイドマーケットで値切る行為は、「アナタの作品に、この値段ほど価値は無いですよ」と言っていることと同じになります。

基本的に販売している作品を作った作家本人が販売しているので、作り手である作家は傷つきます。場合によっては口論等に発展する可能性もあります。高いと思った時は何も言わずサッと離れるようにしましょう。
ボソっと「高い」「●●の方が安い」とおっしゃる方もおられますが、作家には聞こえています。また、手作り品と機械で大量生産されたを比較することはやめましょう。ナンセンスです。

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③価格決め・支払いについて

中古フリマは10円単位でやりとりをするケースが多いので、出店する際は10円単位で価格を決め、釣銭も10円まで用意するようにしましょう。釣り銭が重くて辛いという場合は、50円単位にしても良いでしょう。10円玉5枚を出され続けると結局重くなりますので、お釣りで10円玉5枚を積極的に渡すなどバランスをとりましょう。

お客として行く場合も10円単位で用意しておくと良いでしょう。値切った際に「お釣りがないからピッタリ出せるならその価格にするけどどう?」と言われたときに対応できます。

また、中古フリマで現金以外の支払い方法は使えないと思っておきましょう。そもそも一般人が不用品を処分する場である中古フリマで、現金以外のやりとりを用意できる人は少ないですから、当然といえば当然ですよね。

プロ出店者(中古品販売を生業としている方)であれば、一部対応している業者もいるかもしれませんが、基本的に現金払いのみだと考えてお金を持っていきましょう。

※中古フリマでは販売物の価格上限が設定されているケースもあります。高い物を売りたい方は、お客様が相応の現金を持っていない可能性以前に、イベントのルールがどうなっているのかチェックしましょう。

一方、ハンドメイドマーケットの場合は100円単位で価格を決めている方が多いです。値切り文化も無くその場で価格変動が起きないため、100円単位の方が販売時のやりとりがスムーズになるからです。

また、現金以外の支払い方法(QRコード、クレカ、電子マネーなど)を取り入れている方も多いです。特に外国人に需要がある作品を販売している方や、価格が高めのものを販売する方は、「現金は今無いけどクレカなら…」といったことになりがち。
現金以外の支払い方法を豊富に取り揃えることで、販売チャンスを逃さないようにしています。

ただし、お客様が現金以外の決済を利用すると、決済手数料は出店者の負担となってしまいます。だいたい会計額の3%前後引かれてしまうので、それでも問題ないように価格設定しましょう。
また契約にもよりますが、翌日振り込みの場合もあれば翌月振り込みの場合もあり、販売したのにお金がすぐ入ってこないというジレンマもあります。

もし出店者のことを気遣ってくださるなら、現金払いが出来るものは現金払いしてあげてください。とってもとってもありがたいです。

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オマケ:袋について

購入したけれど袋が無い!という事態は、レジ袋有料化になる前は頻繁にありました。ですので出店者は、商品に合うサイズの紙袋やレジ袋を沢山持参していました。この袋集め、地味に大変です。

中古フリマではどこかのお店の紙袋などで問題ありません。一方でハンドメイドマーケットの場合は、基本的に使い回しはNG。なぜなら作品の質・印象が一気に安っぽくなってしまうからです。
※作風や作品の種類・価格にもよりますので一概にそうとは言い切れません。

ギフト用の可能性もあるので、ご自宅用とギフト用に分けて、新品のビニール袋・紙袋・シール類などをある程度用意しておきましょう。

レジ袋有料化以降は袋を持ち歩く方が多くなりましたので、袋に入れる前に「袋は必要ですか?」「このままのお渡しで大丈夫ですか?」と確認しましょう。想定外の買い物で手持ちの袋に入らない場合もありますので、お願いされたら袋に入れてお渡ししましょう。

アクセサリー類の場合はそのままつけていく方もおられますので、そこも確認をしたほうが良いでしょう。
また、プレゼントの場合はラッピングの前に値札を剥がすことをお忘れなく。

連絡先は中古フリマでは不要です。渡す必要はありません。
しかしハンドメイドマーケットではほぼ100%どこのイベント会場でも、「ショップカード」を用意してお客様に渡してくださいと言われます。

プレゼントの場合は、ショップカードを商品と一緒に入れても良いか?お客様(購入者)にお渡しするだけで良いか?の確認もしましょう。

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文字数3000文字程度でひとまず、簡単なコラム風記事を書いてみました。
このような文体・内容のコラム記事であればノリで5000文字~10000文字を超えることも多々あります。

不要部分を削る作業の方が大変。

今回は普通の事しか書いていないので、無料で閲覧できる形で公開しました。
今後もっと詳しい事、現場に出て経験したからこそ分かる事に関して書く場合は有料記事で書いていこうと思います。

また、ライティングの依頼をお考え下さっている方は参考にして頂ければと思います。

HotaruNishikiori




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