懐かしクラブコレクション ダンロッププロモデルDP-201アイアン

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ダンロップと言えばゼクシオ、SRIXONのブランドが誰もが知っているところです。
特にSRIXONのアイアンとなれば松山英樹選手がアマチュア時代から使い続けていることでもその信頼の高さは確実なものなのだと思います。そのSRIXON以前のPRO MODELというブランドのアイアンを紹介します。

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リリースは1988年、ソウルオリンピックの年です。

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3I~SWまで。当時は9本及び10本までのロング番手からSWまでが基本セットでした。

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3Iのバックフェース。ペラペラ感がハンパない。

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3Iの顔つき。今でも使えそうないい顔をしています。メーカーのHPによるとロフト角:21° ライ角:58.5° 長さ:38.5インチ
現在ではこのロフトレンジは主にHYBRIDや7Wあたりがカバーしております。
文字通りTHEアイアン!!という佇まいで、その美しい造形美に引き込まれます。

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7Iのバックフェース。

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7Iの顔つき。カタログ値でロフト角:37° ライ角:61° 長さ:36.5インチ
つかまり易そうな顔です。が、自分個人的には懐のボリュームがやや目立つのが残念。

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9Iのバックフェース。シンプルにカッコいいです。

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9Iの顔つき。リーディングエッジがど真っすぐ(笑)
カタログ値でロフト角:45° ライ角:62.5° 長さ:35.5インチ

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9Iをほんの少しハンドファーストにした際の顔つき。
いわゆる打ち込むインパクトを求めてきているように見えます。横からサラッと捉えるイメージでは薄くしか当たらなそう。
これは当時の製造技術による重心の位置により、そのようなインパクトを必要とするようです。
今のシャフトとボールにしたらどんな球筋と結果になるのだろうか・・・

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装着シャフトはS400。MADE IN JAPANの記載が見えますが日本での組み立てという意味ですね。


このプロモデルDP201はダンロップアイアンの名器の系譜に数えられています。
今現在ではSRIXONのアイアンは遠藤製作所が手掛けている(2004年のI-404以降、メーカーHPによる)というのはつとに有名な話ですが、この頃はどこで製作していたのかは自分の情報の中では全く不明です。
因みにこの後1996年リリースのPRO CAVITYというモデルも評価が高かったと思いますが、その実、SRIXON I-302までは低迷していたのですね。古きを知れば今の姿をより一層深く知ることができるのもまた楽しいところです。
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