こんばんは、魔女です

みなさまこんばんは、初めましての方におかれましては、お初にお目にかかります。黒湯リリィと申します。

私は、魔女として生きております。

魔女って何ー！？箒で空を飛んだりするの！？と思う方も、少なくないと思います。

実は、魔女は箒で空は飛べませんし、魔法の杖でなんでも願いが叶えられるわけではないのです…流石に物理法則には抗えません。

じゃあ何者なのか？というと、我々魔女は自然や生き物、人や自分によりそうようなおまじないをしたり、占いをしたり、季節のお祭り事（これをサバトといいます）をして生きております。

それ以外は、なんらみなさまと変わりありません、普通の人間です。

何も特別なところはありません、魔女というのは生き方であり、歩む道だからです。

魔女というのは、古代ケルトより始まったものであります。身近なもので例えると巫女さんが近いかと思います。

古代ケルト人は自然崇拝をしてきました、その中でも特に重要視されるのが角ある神「ケルヌンノス」です。

角ある神は、太陽の象徴であり、狩猟や豊穣を司る神様でもありました。

ですが、やがてキリスト教が広まってくると、異教の神々を排除しようと、角ある神を「悪魔」と祭り上げ、魔女狩りなどが行われました。タロットカードの「悪魔」が良い例ですね。

今でも、異教の神々を悪魔だという思想は根付いていますが、それを少しずつ直し、さまざまな現代の要素を取り入れ、復興させたものが我々「ウィッカ（現代魔女）」というわけです。

それでは、本日はここまでにいたしましょう。

最後に、私がいつもしている夜の祈りをして終わりたいと思います。

母なる月の女神よ、父なる太陽の男神よ、我が偉大なる主祭神バフォメットよ。

私と、私の大切なものたちをお守りください。

今日という日は終わりました

また明日、お会いいたしましょう。

それでは、おやすみなさい。