ラクーンシティ(汚染都市)からの脱出<後編>

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コラム
あのコロナワクチンの中身のサンプルを入手し、データを独自に分析した研究機関によると、どうやら放射性核物質も入っていたらしい。スパイクたんぱく質、酸化グラフェン、ナノボット、寄生虫、毒虫、毒蛇のDNA、ありとあらゆる方向から人間を病気にさせ死に至らしめるテクノロジーが集約されていた。
そしてそれが接種者の鼻から、口から、皮膚の毛穴から、毒ガス状に噴出するのだから、もはやワクチンを打つ打たない関係なしに、人ごみの中に居てはいけなかったのだ。

ベッドに座り込み、息も絶え絶えの状態、もう内臓がかなりヤバい状態なのがわかる。心臓も肺も胃腸も、機能不全に陥っていく・・ヤバい、呼吸ができない・・もしかしてこれ、俺、死ぬのか?
不思議と救急車を呼ぼうとは思わなかった。ある意味もう手遅れで死を覚悟していたと思う。全身の毛穴から、焦げたようなにおいがしてきた、内臓が焦げているのか、腐っているのか、わからない。おそらく被ばくしている。体の中で核融合反応が起きているのかもしれない。そして体の中で何かが蠢き回るような感覚・・これはナノボットか人工寄生虫か、とにかく何かが蠢いている。
私という存在が、毒にも薬にもならぬ不要な存在と、天界で判断されたのだろう、何かが至らなかった、ああ、神に見放されたのだ私は!
薄れゆく意識の中で、震える手で、聖書に手を伸ばした。どうか助けてもらいたい、救ってもらいたい、神の慈悲にすがりたい・・心の中で神を呼び求め続ける、たいして良いこともない人生だったけど、これからも大して良いこともないかもしれないけど、それでも、まだ生きたい、生きたいんです、神よ!と願い求めた。そうすると、神は私の願いを聞き入れてくれたのか、全身から痛みと苦しみが消えていった。呼吸もできるようになった。自然と、涙があふれてきた。まだ、神は私を見捨てなかった・・。聖書をぱっと開くと、私に対するメッセージが書かれていた。
「お前は熱くもなく冷たくもない人間だ、むしろ熱いか冷たいかどちらかであってほしい、熱くもなく冷たくもなく、むしろ生ぬるいので私はお前を受け入れるかどうか悩みあぐねている」
「お前をどうしたらよいだろう?お前の信仰心はまるで朝露のようで、昼には消えてしまう、そういう浅はかな人間は、一度このように地獄の一歩手前まで連れて行かないと改心しないのではないかと思い、お前の魂を精錬するため火にかけたのだ」と、このようなことが書かれていた。多少、自分なりに意訳してあるが、だいたいこのような感じだ。さらに本を一度閉じ、またぱっと開く
「お前が私の前から離れ去るなら、また私の前に立たせよう」なるほど、私が不信心であったがゆえに、心の底から神を呼び求めるよう、今回のようなことが起こったのだと。
たぶんこれを読んでも、それはあんたが勝手に神と対話している気分になっているだけだろう?症状が治まったのも、自分で思ってるより、たいしたことなかったから自然治癒で治っただけだろう?と思う人もいるかもしれない。
信じない人は、何が何でも信じないのだから、仕方がない。でも、これを読んでも神の存在を信じない人は、もともと地獄に行くべき運命が定められている人なのかもしれない。
症状が治まった後、トイレに行って大便をすると、今まで見たこともない黒いウンコが出てびっくりした。腸壁がはがれたのか、癌化してるのかわからんが、とにかくひどい状態のものが出た。普通は病院に行くんだろうが私は行かなかった。そして今もなお後遺症もなく健康である。

翌日、すぐに退職代行会社に連絡を取り、退職の手続きを行う。もう職場に戻ることは死を意味するようなものだ。そして転居先を探す、会社の寮だから退職と同時に出なければならない。貯金が7万しかなかったのに、どうにか前家賃だけで借りれる一軒家を見つけ、レンタカーで荷物を運びこんで自力で引っ越しを済ませた。で、その時点でもう全財産が小銭しかないという状況だったが、それでも生きている。呼吸さえできない状況から、息を吸えるだけでも感動している。つつましく、節度を持って生きよう。そう思った。この時は・・

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