古文単語集は、何が良い?

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見つけていただいて、ありがとうございます。

今回も引き続き、古文単語のお話です。

頻繁にある質問というわけではないですが、「単語帳は何がいいのか?」と聞かれることがあります。

まず大原則として、学校で購入した(させられた)単語集があるなら、それを使えばいいというのがあります。変なものを選定しているはずはないし、近年市販の単語集はどれもそれなりに充実しています。

それでも新しく購入したいというのなら、最重要語ランクの単語について、語源などの説明が充実しているものを選ぶとよいと思います。

多くの単語集は、出現頻度に合わせて重要語とかそうでもないものとか、ランク分けしています。その最重要語のページを試しに開いてみます。

単語の意味だけでなく、語源などを解説しているものがほとんどです。その解説を見比べて、最も説明の分かりやすいものを選ぶといいでしょう。

特に国公立二次試験や有名私大を受けようものなら、単語のよく出る意味だけを覚えているのでは不十分で、最も根本的な意味を理解して、それを応用していくことが求められます。一例をあげると、「あさまし」=「驚きあきれる」は定訳ですが、本当は「意外なことに直面した時の気持ち」を表します。それが例えば「おどろく」などの訳になる・・・という感じです。

なお、英語でもそうですが、単語帳をころころ変えるのはお勧めしません。一冊これと決めたら、最後まで使い倒しましょう。

以上、ご参考までに。
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