ExcelとGoogleスプレッドシートの違い

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IT・テクノロジー
目次
① 無料で使える
② クラウド型
③ 複数人で使いやすい
④他のGoogleサービスとの連携

Excelの特徴
① 費用がかかる
② インストール型
③フォントの数、罫線やグラフの種類が豊富

GoogleスプレッドシートとExcelの違い
違い①:料金
違い②:利用者数
違い③:クラウド型かインストール型か
違い④:デザイン性
違い⑤:複数人での使いやすさ

Googleスプレッドシートに向いている人、Excelに向いている人
・Googleスプレッドシートに向いている人
・Excelに向いている人

①無料で使える
スプレッドシートの1番の特徴は無料で使えるというところです。
利用に必要なのはGoogleアカウントだけなので、アカウントを作成すれば誰でも使うことができます。

②クラウド型
スプレッドシートはクラウド型の表計算ソフトです。
クラウドというのは、インターネット上でデータを管理するシステムのことを言います。
クラウド型は近年主流な形態であり、ビジネスツールを始め、私たちの身近なSNS等にも取り入れられています。

③複数人で使いやすい
スプレッドシートは複数人で使いやすいという特徴があります。
データ共有がスムーズに行え、同時編集・同時作業も簡単に行えます。
誰がどこを編集したかという履歴も追えるので、グループでの作業にぴったりなソフトです。

④他のGoogleサービスとの連携
スプレッドシートはGoogle製品であることから、他のGoogleツールとも相性が良いのが特徴です。
たとえばGmailやGoogleドキュメント、Googleカレンダーなどと連携させることで、業務が効率的に行えるようになります。

Excelの特徴
Excelはマイクロソフト社が提供している表計算ソフトです。

①費用がかかる
Excelは有料のサービスです。
サブスク型や買い切り型、Officeソフトをまとめて購入するのか、Excelのみの単品購入かなど、いくつか販売形式があります。
個人のパソコンだったら購入の必要がありますが、会社で使う場合、既に導入されているケースも多いでしょう。
参考:Office Home & Business39,582円/買い切り型

②インストール型
Excelはインストール型です。そのためインターネット環境がなくても操作することができます。
基本的にインストールしたパソコンで利用するため、いろいろなデバイスから柔軟にアクセスしたいといったケースには不向きと言えます。

③フォントの数、罫線やグラフの種類が豊富
Excelは紙に出力することを念頭に置いているソフトです。
そのため色やフォントの数、罫線やグラフの種類が多く、思い通りの資料を作成することができます。

GoogleスプレッドシートとExcelの違い
スプレッドシートとExcel、それぞれの特徴を見てきましたが、その違いはどんなところにあるのでしょうか。
料金
利用者数
クラウド型かインストール型か
デザイン性
複数人での使いやすさ

違い①:料金
スプレッドシートとExcelは料金設定に違いがあります。
先述したとおり、スプレッドシートは無料で使えるツールですが、Excelは費用が発生します。
スプレッドシートは無料
Excelは有料

違い②:利用者数
利用者数の違いも大きなポイントです。Excelの方が圧倒的に使っている人が多いのです。
そのため、外部の人とデータの共有などを行う機会が多い場合はスプレッドシートではなく、Excelを選択した方が良いでしょう。
スプレッドシートは利用者数が少なめ
Excelは利用者数が多い

違い③:クラウド型かインストール型か
先述したように両者はシステムの形態が異なっています。
スプレッドシートはクラウド型と言って、インターネット上でデータを管理していきます。
一方、Excelはインストール型なので、ネット環境がなくともインストールしたパソコンがあれば利用していくことができるのです。
クラウド型であるスプレッドシートのメリットは、データの共有・同時編集ができたり、リアルタイムのデータを反映できることにあります。
スプレッドシートはクラウド型のソフト
Excelはインストール型のソフト

違い④:デザイン性
Excelはフォントの数、罫線やグラフの種類が豊富という特徴もあり、デザイン性に優れています。
一方スプレッドシートは、Excelに比べるとその種類は限られています。
シンプルな設計をしているという特徴があるので、Excelで作ったグラフなどをスプレッドシートに変換すると、テイストの違ったグラフになってしまうこともあります。
スプレッドシートはデザイン性が限られている
Excelはデザインが豊富

違い⑤:複数人での使いやすさ
複数人でシステムを利用したいときはデータ共有や同時編集を行うと思いますが、Excelの場合はそれらがスムーズにいきません。
元々Excelは個人利用が前提となっているソフトなのです。
一方、スプレッドシートの場合は複数人での利用がスムーズです。
データの共有は簡単で、特定のだれかと共有することも広く公に共有することも可能です。
スプレッドシートは複数人で使いやすい

Excelは個人利用
Googleスプレッドシートに向いている人、Excelに向いている人
それぞれの特徴、違いを解説してきました。

〇Googleスプレッドシートに向いている人
スプレッドシートは、データの共有がしやすいソフトです。
作業もスムーズなのでグループで使いたい場合は便利でしょう。
またスマホやタブレット端末などからのアクセスもでき、ネット環境があれば多様な働き方ができるソフトです。
しかしExcelに比べると、フォントや罫線、グラフの種類が少なく、物足りないと感じることも。
またスプレッドシートは利用者数が少ないということもあり、外部とのデータ共有が多い場合は、スプレッドシートには向いていないでしょう。

〇Googleスプレッドシートに向いているケース
複数人で使う場合
スマホやタブレット端末からアクセスしたい場合
多様な働き方を行いたい場合
デザインがシンプルでも問題ない場合
仲間内で利用する場合

〇Excelに向いている人
一方、Excelは利用者数が多いので、多くの人とファイルを使ってコミュニケーションが取れる製品です。
参考書も多く、分からないことがあればネットで調べればすぐに答えにたどり着けるでしょう。
フォントやグラフの種類も豊富で凝った資料作成には向いているツールです。
しかしExcelは元々個人利用のために作られたソフトであり、複数人での作業に最適化しているものではありません。
また、リアルタイムの情報を入手することも難しいので、変動制の強いデータ管理には向いていません。

〇Excelに向いているケース
外部の人とデータ共有する機会が多い場合
個人利用
凝った資料を作りたい場合
参考書やネットなどから知識を得たい場合
変動制の少ないデータを管理する

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