イラストレーターのきっきだです。
今回のキャラクターは、ポーラン・ケラー。32歳。ダンサー。日本出身。
19歳の時に、海外で活躍できるダンサーになる為に、アメリカに移住。
言葉の壁に苦しみながらも、挑戦し続けた。
いつの間にか、信頼できる仲間もでき、日々オーディションを受ける毎日。
32歳の今日、ポーラン・ケラーにとって人生最高の日になった。
小さい頃から、ずっとずーっと夢に見た、あのアーティストのライブに
ダンサーとして、出演するのだ。
移住してから、2度もオーディションを受けたが、不合格。
それから、約7年。31歳の頃、
全国ツアーライブの為のダンサーオーディションが開催された。
オーディションでは、全力を出した。
言葉のコミュニケーションもうまくいき、ダンスも最善を尽くした。
1週間後、結果がメールにて来た。合格だ。
次の日から、レッスンが開始された。周りは全員実力者で天才達の集まり。
埋もれぬよう、全力を尽くした。
新たな友もでき、日々が前よりもより輝きに満ちた。
憧れのアーティストとの、練習。
イメージ以上に優しくて、カッコよかった。
飛行機に乗る、初公演の場所に向か為。だんだん、本番に近付いてきた。
会場に着く。何万人も入るこの会場に、出演するのだ。
吐き気がでるほど、緊張で頭がクラクラする。
だが、乗り越えなくてはならない。
自分の力で乗り越えなくてはならないのだ。プロなのだから。
リハーサル、終了。
本番。
終了。。。 あっという間、だった。
なんでもそうだ。本気だと、あっという間に時間は過ぎるのだ。
次はもっと、もっと、うまく踊りたい、ただポーラン・ケラーはそう想った。
次回もご覧いただければ幸いです。
ここまで、ご覧頂きありがとうございます。