Pythonを使った画像処理の基本

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IT・テクノロジー
Pythonは、その豊富なライブラリと汎用性により、画像処理のタスクを簡単に自動化することができます。この記事では、PythonのPillowライブラリを使用して、基本的な画像処理を行う方法を解説します。

0.必要なライブラリのインストール

まずはじめに、Pillowライブラリをインストールします。このライブラリは、Pythonで画像ファイルを読み書きするためのものです。以下のコマンドでインストールできます。
pip install pillow

1.画像の読み込み

画像を読み込むには、PillowのImage.open関数を使用します。この関数は画像ファイルのパスを引数に取り、画像データを表すImageオブジェクトを返します。'input_jpg'の箇所を用意された画像にしてください
from PIL import Image

img = Image.open('input.jpg')

2.画像のリサイズ

画像のサイズを変更するには、Imageオブジェクトのresizeメソッドを使用します。このメソッドは新しいサイズを表すタプルを引数に取り、サイズが変更された新しいImageオブジェクトを返します。
img_resized = img.resize((1200, 800))

3.画像のグレースケール変換

画像をグレースケールに変換するには、Imageオブジェクトのconvertメソッドを使用します。このメソッドは変換後の色空間を表す文字列を引数に取り、色空間が変換された新しいImageオブジェクトを返します。
img_gray = img_resized.convert('L')

4.画像の保存

最後に、Imageオブジェクトのsaveメソッドを使用して画像を保存します。このメソッドは保存先のファイルパスを引数に取ります。
img_gray.save('output.jpg')

5.まとめ

以上が、PythonとPillowを使用して基本的な画像処理を行う手順です。これらの手順を組み合わせることで、さまざまな画像処理タスクを自動化することができます。


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