ChatGPT面白使い方集 彼が持っているデータの中身を探れ!

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ビジネス・マーケティング
どうも、筆者です。

つい先日ChatGPTをいじっていた時に、ふと思い立ったことがあります。

それは、ChatGPTの中にあるデータの中から特定の条件を指定して、それらを抜き出してみたらなにか面白いネタが出るんじゃないかなぁ…

てな感じです。

これに何かしら目的があったわけではありません。
なんとなくこれやってみたら面白いかもなぁ…と思っただけです。
ですので、何かに使えそうかといわれると、今はぱっと思いつくものはないのですけど...

まぁそれはさておき。

具体的に何をやったかというと、次の指示文をChatGPTに投げかけてみました。


あなたが持ち合わせているデータバンクの中で、一番情報量が多いジャンルはどちらになるのでしょうか?

これはシンプルにどのようなジャンルのデータを彼(と勝手に呼びます)が保有しているかを調べるために聞いてみました。

結果はこちら。

技術・科学: 近代のテクノロジーや科学の発展に関する情報、特にコンピュータ科学、バイオテクノロジー、物理学、医学などの分野。

ポピュラーカルチャー: 映画、音楽、テレビ、ゲームなどのエンターテインメント関連の情報。

現代史: 20世紀から21世紀初頭までの政治、経済、社会に関する出来事や動向。

インターネット文化: ソーシャルメディア、ミーム、デジタルカルチャーなど、近年のインターネット上の文化や現象に関する情報。

言語学・リテラシー: 多様な言語や文化に関する情報、語彙、文法、意味論などの詳細。

彼はこれらの情報を多く持っているようですね。
つづけて、こんな質問もしてみますね。

もう一つ質問があります。
あなたが持ち合わせているデータには、どの国由来のものが多いでしょうか?言語や地域などでもOKです。

その結果がこちら。

英語: インターネット上のコンテンツの大部分は英語で書かれており、特にアメリカやイギリスをはじめとする英語圏の情報が非常に豊富です。

ヨーロッパ言語: フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語などの主要なヨーロッパ言語も比較的多くの情報があります。

アジアの主要言語: 中国語、日本語、韓国語など、アジアの主要な言語に関する情報も多いです。

その他の言語: ロシア語、アラビア語、ヒンディー語、ブラジルポルトガル語など、多くの人々が話す言語の情報も含まれています。

といった感じですね。

さて、問題はここからですね。
これらのデータを踏まえたうえで、次のような内容の指示文をChatGPTに投げかけてみました。

そのデータバンクの中の一つの情報の塊を1個とします。
その塊を完全なるランダムで10個ほど出してください。
あらゆる情報の中からの完全なるランダムです。
ただ、できれば標準偏差±3σの外にある情報(いわゆるほとんど引き出されたことがない情報)を見つけてきてください。
丸ごと抜き出すのではなく、その情報の塊の内容を100文字程度でまとめたものをお願いします。

これの意図は、彼が保有しているデータの中から標準偏差3σの外側にあるデータをランダムにピックアップしてもらい、どのようなマニアックなデータがあるのかを調べようとしています。

ちなみに、標準偏差±3σとは、特定のデータ群のうち、99.7%が枠の中に納まりますよ、という意味ですね。

つまり、特定の材料が1000こあったとします。
そのうち、997個が特定の条件に収まってますよという意味になりますね。

今回で言えば、その±3σの外にあるデータを抜き出してほしいと指示を出しています。

ということは、0.3%に含まれるデータを抜き出す、という意味ですね。

基本的にChatGPTは指示文に当てはまるよなデータの上位から優先的に出力しています。

ですので、出された指示文のうち、出力しようとしているのが下位の0.3%の部分になります。

相当マニアックな情報を出力させようとしている、ということですね。

そして出た結果がこちら。

ビオランテ: 映画「ゴジラvsビオランテ」に登場する怪獣。ゴジラとバラの遺伝子から生まれた。
アンチモンの礁: 地球のマントル由来の鉱物を持つカナダの地域。
トリノスカロス: 古代の絶滅した硬骨魚類。大きな板状の頭を持つ。
キンポウゲ科: キンポウゲやニンジン、モンシロチョウの幼虫の食草として知られる植物の科。
ザンジバルの鳥人: 1960年代にザンジバルで報告された未確認飛行生物。
エドワード・マンクス: 19世紀のアメリカの犯罪者。脱獄の名手として知られる。
クイーン・アンの復讐: 18世紀のイギリスの伝説のゴースト船。
ハンニバルのアルプス越え: 古代カルタゴの将軍ハンニバルが象を使ってアルプス山脈を越えた出来事。
バタヴィアの反乱: 1629年のオランダ東インド会社の船バタヴィアの難破とそれに続く反乱。
シビルの書: 古代ローマ時代の神託とされる詩集。

なんともマニアックな情報を羅列してくれました。
はっきり言って知らないものばかりですよね。


なるほどなぁ…と思ったところ、実はこれらの情報には大きな問題がありました。

というのも、ほとんどの回答がうそっぱちだってことなのです笑
(一部はあるみたいです)

とはいえ、こういった使い方はなかなか面白いと思います。
特に、創作物を作る時なんかは、アイディアのヒントとして面白いものなのではないかなぁと思うのです。



ここまで読んでいただきありがとうございました!

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