面白い! 写真のためのコミュニケーション術 #2

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こんにちは!
廣石春海写真事務所です。

一般のお客様からタレントさんまで
様々な人物写真を撮っています。

今回もポートレート写真の天敵である
「被写体の緊張」をコミュニケーションで
崩すテクニックを一つお教えしたいと思います。

本日は
撮影コミュニケーションの基本

「ほめる」

です。
#1で書くべきだった内容ですね😅
IMG_0898_re.jpg

一般的に日本人男性は、
ストレートにほめるのが苦手とされています。

私自身、人物撮影のプロを志した頃
ほめるのが恥ずかしくて
辞めようと思ったほどです。

今では想像もできませんが、
とにかく初対面のキレイなモデルさんに
「可愛い!」とほめる事が本当に苦手でした。
催眠術でもかかったかのように
「可愛い!」の一言が喉から出てこないんですよ...
不思議です。

でも安心してください!

「良い表情の写真を撮る」ためと
自分に言い聞かせ、少しづつ口に出せば
知らない間に、恥ずかしさはゼロになります。

現在、褒めるのが癖になってしまった私は
駅のホームを歩く鳩に向かって
無意識に「可愛い!」と褒めてしまい
友人に笑われるほどです。😅

「ほめる」は「企業秘密」

元々ほめる事に抵抗感がない人にとっては
「なにを普通の事を。。。」
と思うかもしれません。

ですが、
プロフォトグラファーが使う「ほめる技術」は
撮影の品質や、売り上げを左右する、
重要な「企業秘密」だったりします。

そのため、
多くのフォトグラファーそれぞれが
いい表情を引き出すための手段として
「ほめる」の仕組みを綿密に考え尽くしています。
実はとっても奥が深いものです。

「ほめる」の基本形2つはこちらです!

アマチュアカメラマンにおすすめの
「ほめる」の基本形2つはこちらです!

■ ほめる1 ”ストレート”
ストレートに「可愛い!」とほめる。
被写体さんの目を見て褒められないなら、
撮影した写真をカメラの液晶画面にプレビュー表示して、
画面をみながら「可愛い!」と言ってください。
間接的になら言いやすいですよ😄

■ ほめる2 ”例える"
「可愛い!、少女漫画みたいになってます!」
みたいに良いイメージの何かに例える。
美しい動物や可愛い動物に例えるのも良いですし、
モデルの年代に合わせた有名人に例えるのも効果的です。


などなど基本形を自由に使うだけでも
被写体の表情が良くなるはずです。

ちょっと難しすぎるので割愛しますが、
・褒め言葉を使わずに「ほめる」
・笑いに連動させるための「ほめる」
・自分をピエロとして「ほめる」
みたいなテクニックも私は多用します。
武道の極意みたいで面白くないですか?

まずは 2つの基本系「ほめる」を

自然に言えるようになってください。
何度も言ってるうちに、(麻痺してきて)
全く恥ずかしくなくなるので
安心してください😄

だんだんと、なんでも褒めるようになるので
日常の人間関係も良くなるかもしれません。

ぜひ「ほめる」をマスターして
お友達やご家族の素敵な写真を撮ってみてください!

次回は
どおしてもストレートに「可愛い!」言えない人
のための、ウソ臭くなく「可愛い!」を言う裏技
をお教えします。
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