始まり【前】

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初めまして、まずは私がここにいる経緯をお話しさせてください。

誰かの人生に寄り添えないか?
私がそう思ったのは、
去年出会った人が、私を変えたからです。

私はとてもネガティブで、
何でも悪い方に考えるし、変わりたいと願っていながら、何かにチャレンジすることも面倒で、なんとなくモヤモヤしながら生きていました。

やりたいこともないし、楽しいことも別にない。
損か得かだけ考えておけば間違いはない。
そんな毎日をただやり過ごしながら
気づけば40歳を目前にしていました。

それでもたまにやる気が湧いてきて、
何か変わるかも?と何かを始めて
やっぱり飽きたりうまくいかなかったり。

そうだよね、私はダメだよね。
そうやって安心する癖がついていました。

変われるヒントが欲しくて
占いや心理学や哲学、宗教
自分が気になることは何となく興味をもって
でも本気でやる気はないし
人生を変える!なんて意欲もわかない。


今だって、それなりに楽しいし
このまま死んでいくんだろうな。
そう考えていました。

そんなときに出合った人は
私と同じような幼少期を過ごしていながら
私とは真逆の考えを持つ人でした。
以下彼をPさんと呼びます。

自分の手で人生を切り開く
どんなことでも楽しむ
自分の人生は自分でコントロールする。

そんな風に考えている人で
私は自分にないまっすぐなポジティブさを
信じられない気持ちでいました。

でも、もし私もこんな風に生きられたら?

世界が明るくなるような
景色が変わっていくような
そんな気持ちになりました。


その3日後、
私は5年近く務めた会社を辞めました。

主婦の私には条件が良く
仕事内容も簡単
と言うよりも、ほとんどいなくて良いような仕事で。

主婦仲間に話すと
そんな職場あるの?と驚くほど
楽で融通が利く職場でした。

でも、そこに流れている空気は
いつも濁っていて、重くて
(人生を諦めている)
それを体現するような場所でした。

私の上司は良い人で
でも感情のコントロールが効かなくなると
物に当たるような人で。

私には優しくしてくれていたし、
彼の辛さも分かる気がして
私に何かできないのか、いつも考えていました。

今思うと、かなりの問題だし
すぐに改善させるべきだったのに
私はあまり異常な事態に気づけませんでした。

でも、Pさんに出会ったあと
自分でも笑ってしまうほど
会社の空気にも、上司の態度にも耐えられず
その日のうちに退社を決め、話し合いになりました。

他の部署で他の上司のもとで働かないか?
と引き止めて頂いたのですが、
私はその上司が好きで他に行く気はありませんでした。

頭のおかしな奴と思われたかもしれません。
でも、上司を支えたい気持ちがあったし
変わって欲しかったから
もう黙っていることができなかった。

幸せになっても良いんだと
漠然と感じていたのかもしれません。



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