最初から効率を求めても効率よくできない理由

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以前物販のセミナー中にこんな質問がありました。


「効率よく作業を進めて稼ぐにはどうしたらよいでしょうか?」


たしかに気持ちはわかります。


誰だって少ない時間で効率よく稼ぎたいですよね。


遠回りせず効率よく最短ルートで進めるほうがいいですよね。


しかし果たして最初から効率を求めることが最短ルートなのでしょうか?


最短ルートとは「無駄がない」ということになりますが、
果たして無駄がないとは本当にベストなのでしょうか?


僕がお伝えしたいことは、

「最初から効率を求めずに色々と経験するほうが最終的に効率化できる」

ということです。


一見遠回りするようですが、
実はそれが最短ルートなのです。


なぜなら何が必要で何が不必要かは、
実際に取り組んで経験してみないと分からないからです。



無駄がない=いいことばかりではない

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誰だって無駄なことはしたくないと考えると思います。


なぜなら一般的には「無駄=不要なものでメリットが一切ない」からです。


しかし無駄とは考え方によっては、
不要なものがわかるというメリットもあります。


考えて無駄だとわかることはたしかに経験する必要がないかもしれませんが、
それが「本当に無駄(メリットが一切ない)かどうか」は経験してみないとわからないと思うのです。


最初は無駄だと思っていたけど、
実際にやってみると気づくこともあった


このように思う事もあるでしょうし、
過去にもあったのではないでしょうか。


ましてや初めて取り組むことであれば、
どれが必要でどれが不必要かは経験してみないとわからないと思うのです。


実際に経験して自分にとってこれは必要、
これは不必要と経験から判断することこそが最終的に効率化できるポイントです。



なんでも経験が最強

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経験している人とそうではない人では説得力に差があります。


結婚をしていない人が結婚について語るのと、
実際に経験している人が語るのとでは説得力が違いますよね。


そしてあなたがもし結婚したいと思ったときはどちらの人の意見を参考にしますか?


つまりここで「経験しているか、そうでないか」で差が出るということは、
「無駄だと思うからしなかった」ことはやはりメリットだけではないということです。


「実際にやってみて自分にとっては不要だったので今後はしない」


これを繰り返すことで自分にとって不要なところがわかり、
気づいたときには勝手に効率化できているというのが正しい効率化の方法です。


ここで大事なことは、
あくまで「自分にとって」というところです。


当然ですが自分と他人は考え方が違いますので、
必要なところと不要なところが違います。


それはやはり経験して判断するしかありません。


失敗や過ちとは同じこと繰り返して学習しないことを指すのであって、
決して最初の経験に対して指しているわけではありません。


実際に経験してこれは自分にとって不要だと感じることは、
ただの経験であり失敗ではありません。


すべてのことに通ずることなのですが、
失敗を恐れず挑戦していくことが成功への最短ルートです。


当然その中には苦い経験も含まれるでしょう。
しかしそれは成功までに必要なことのうちのひとつです。


なんでもやってみるという姿勢は、
本当に多くの実りを生みます。


そのうちのひとつに効率化というのも含まれますので、
効率化したいなら是非なんでも経験してみてください。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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