【No.132】死ぬ事以外はかすり傷!続き...
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コラム
親父との再会。
中学3年生になって、みんなは高校受験。
「しゅん」は卒業と同時に働くつもりだった。
ある日、ドアノックがしたので開けて見ると、そこには6年前にいなくなった親父が立っていた。
しゅんに向かって、
「元気か、高校どうするんだ」
この6年間、どんな思いをして過ごして来たのか…
怒り…
恨み…
いろいろな感情がこみ上げて来た中、
親父に、
「元気だよ」
って、それ以上何も言わなかった。
親父は、頭を撫でて
「また、来る」
と言って去って行きました。
帰ったあとに、メラメラ感情がこみ上げて来て!
自分が味わった恐怖の「精算」をさせると誓った瞬間でもありました。
「しゅん」はこの時、中学3年生。
つづく...