こんにちは。
【いぬとび書道教室】のいぬとびです。
近年、テクノロジーの進歩により、手紙の代わりに電子メールやメッセージアプリを使ってコミュニケーションすることが一般的になりました。
しかし、あえて手紙を選ぶ。
これに何か意味があるのでしょうか?
メールやチャットに慣れてしまった私たちは、今さら紙に向かって文字をしたためるというは「面倒」な行為でもありますよね。
はっきり言って、手紙をわざわざ書かなくても意思疎通はできます。
ですが「特別な」気持ちがある場合ではどうでしょうか?
親友へのお祝いの言葉。
お世話になった人へ感謝の気持ちを伝える時。
迷惑をかけてしまった相手へのお詫び。
家族と絆を深めるための言葉。
大事な決断を伝える時の言葉。
苦しいときに心を整理して相手と気持ちを共有したいとき。
このように、私たちの人生において何かと「手書きの文字で表現したい」と思う瞬間は訪れるものです。
手紙は心を込めて綴られたものであり、相手との絆を強化し、感情や思いを共有する手段として、様々な状況で選ばれます。
時間をかけて綴りたい思いがある。
過去、手紙を受けとった時、あなたはどうでしたか?
相手の文字から、感情や情熱が伝わってはきませんでしたか?
手書きの文章には力があります。
心に触れる力があります。
PCやスマホで綴った文章に慣れ過ぎてしまった私たちは、「手書き」が持つ力の存在を活かせていないように感じます。
電子メールやメッセージは、迅速なコミュニケーションを可能にする反面、感情や繊細なニュアンスが失われることがあります。
手書きの手紙は個性や温かさを表現することができる。
個の時代と言われる現代。
特別な個性、特別な価値を出す手段として、「手紙」は最高のパフォーマンスを出せるのではないでしょうか。
手紙は時代を超えて感情や思いを伝える特別な手段です。
これからのAI時代、AIが最も苦手とする「気持ちの表現」を最も得意とするのが手紙です。
今さら手紙を選ぶことは、過去と現在を繋ぐ架け橋として、深い意味を持っています。
手紙を通じて、大切な人との絆を育み、心温まる交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。
いぬとび