大海にひとり投げ出され絶望した時の対処法

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コラム
コミュニケーションアドバイザーのひろいあしとです。

今回は、ある綺麗な心をお持ちの方へ向けてお届けしようと思います。


我々は生きていく中で、何度も、何のために生きているのだろうと、ふと考
えてしまうことがありますよね。

聡明で探求心が強く、物事を深く考える人であればあるほど、大衆などの意
思の集合体に対して、呆れて絶望し孤独を感じることになると思います。

さながら、見渡す限り水平線で陸地の見えない大海にポツンと投げ出された
ような取り残された気持ちになったりすると思います。

誰とも迎合できない自分が、世界からすれば「バグ」ではないのかとすら思
えて、己の存在を自ら否定してしまうか、世界を憎むことになるでしょう。

でもね、そんな時は、遠い遠い水平線の先を見るより、目の前のひとつの命
に目を向けてみてください。

海面下では魚が泳いで、空にはカモメが飛んでいる。

大きな意思に意識を向けるより小さな命に意識を向けると「今」が見えてく
るはずです。

その小さな命は一生懸命に生きようとしてるはずです。

カモメは生きていくためや、ひな鳥に与えるための餌を求め、魚は捕まらな
いよう危険を回避し生きていくためにプランクトンを捕食する。

魚から見ればカモメは悪でしょうし、プランクトンから見れば魚は悪でしょ
う。

でもそれは自然の営みであって善でもなければ悪でもない。

食べることも、己とは違う異物に対し嫌悪感を抱いたり、排除する行動をと
ることも、恋愛することも、子孫を残そうとする生存本能という組み込まれ
たプログラムに従っているにすぎないのだから。

我々は数々の苦難に悩まされ、生きる目的を見失いがちですが、大自然の
摂理から外れることはできません。

少々、哲学的になって何だか恥ずかしいのですが、我々は、生を授かった
時から生涯を終える為に生きていると考えます。

その生涯を終える時に「アハハ」と笑えるように生きるのが最大の目的で
はないでしょうか。

オープンワールドのゲームの世界のように魔王を倒すのを目的としても
いいし、武器屋になって伝説の武器を作ってもいい。

ヒーラーになって多くの人を癒してもいいし、商人になって大きく儲けても
いいと思います。

それを選ぶのはあなたなのですから。物語がエンディングを迎えた時、あな
た自身が笑っていられるのかが人生の目的、生きる意味なのではないでしょ
うか。

途中で苦しみや悲しみがあったとしても、最後に笑えたら、それがこの世に
生まれた【証】なのではないでしょうか?


さあ、目の前の命に目を向けて、心が落ち着いてきたら、また、水平線を眺
めて下さい。

陸地か救助艇が助けに来てるのが見えるかもしれませんよ。

そこから見える水平線はたった5㎞しか離れていないんですから。


byひろいあしと
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