コミュニケーションアドバイザーの ひろいあしと です
今回は、問題が起こった時の自分に対するアプローチ方法について
お話します。
問題が起こった時、どのように対処すればいいのか参考にしてもらえ
れば嬉しいです(^▽^)/
僕は子供のころからずっと海に関わってきて、最初に就職したのが船の
お仕事でした。
いわゆる船乗りというやつですね。
船乗りというのは、万国共通で第一優先は「人命」です。
「SOS」海難信号をキャッチすれば、何をおいてでも優先して救助
に向かいます。
海の上においては人は無力、自然の偉大さには決してかなわない事
を自覚しているから皆が助け合います。
例え目的地までの航路を外れようが、多少の損害が出ようが人命が
優先されることこそ【船乗りの心構え】なのです。
船の仕事はひとつ間違えば自分だけでなく仲間も命取りになります。
実際、救えなかった命、防げなかった身体の損傷も数多く見てきま
した。
常に危険を予知し事前に準備を怠らず、自分が失敗すればまわりに
迷惑が掛かる・・・普段はゆるいけど、いざ仕事となると神経を研
ぎすませます。
そんな、仕事をしてきたからこそ陸の仕事に就いた時、こう思った
んです・・・「ぬるい!ぬるすぎる!」
殆ど命の危険を感じことなく仕事をするということで、ナメてかか
っていたんでしょうね。若かったから許してください(^^ゞ
でね、ナメてかかっていたのが災いして、仕事がうまくいかない
ことも多かった・・・
ミスをして凹んで、「なんでだ?」「どうしてだ?」と自問自答の
繰り返し・・・
根底には、自分や他人の命まで奪われないのがあったんで、そこまで
深く沈み込むことはなかったけど、相当、追い込まれた時期もありま
した。
そこで思ったんです・・・
陸の仕事でも心の海で溺れることもあるんだと・・・SOS‼
ちなみに無線で遭難を伝える場合は「メーデー」を3回
フランス語で「助けにきて」という意味らしいですよ。
問題解決のための8つの質問
あなたは問題が起こった時どう反応しますか?
例えば・・・
想定される事態に注意を促していたにも関わらず、
依頼した仕事で失敗された。。
子供が白い絨毯にオレンジジュースをこぼした。。
等々。。。
あなたはどう反応しますか?
面倒くさい事後処理のことを考えて憂鬱になり強く非難して
責め立てますか?
「だから、言ったでしょ」と言って責め立てますか?
誰しもこのような考えは浮かんできますよね。
以前に未来と過去しか見えない人は常に不安に苛まされると
ブログに書きましたが、人の思考はそうなりがちです。
分かる人は「そう!そう!」って頷いてくれてると思います(^_-)-☆
そうです!「今」を見ることが大事ですよね
起こったことは単なる事象でしかないんだから、それにどう対処
するかしか考える必要はないですよね。
また、こんな人は自分が失敗した時に自分に対して同じように責め
立てるでしょう。
そんな心の海で遭難している方に、以前読んだ本でいいなと思った
問題解決のための考え方があったので参考にしてみてください。
【問題解決のための8つの質問】これは自分への問いかけです。
✅視点を変えた場合、この問題の良い点は?
✅この問題を解決したら、どんな力が身に付くか?
✅解決するには、どんな方法があるか?
✅解決するために自分がしなければいけないことは何か?
✅そのために今始めなければならないことは何か?
✅解決の過程で、自分が代償として差し出さなければならない
ことは何か?
✅その代償を差し出したとしても、この問題を解決した方が良いか?
✅この問題を解決するプロセスを楽しめるようにするには、どの
ように考えたらよいか?
どうせ、自問自答するのなら「あの時こうすればよかった」とか
「事後処理憂鬱だな」「怒られるだろうな」などと自分へ過去や未来の
問いかけをするより、上記の8つの質問に変えてみてはいかがですか?
人生のなかで失敗しない人はいません。いや、見たことないけどいるか
もしれませんね。(笑)
もし失敗したとしても大抵のことでは命や身体の一部などは取られませ
んので安心してください。
殆どの場合、何か問題が起きてテンパってる場合は呼吸が浅くなってい
るので先ずは深呼吸して8つの質問の当てはまる質問を自分に問いかけ
てみて下さい。
不幸だ!と思ったことがラッキー(*^^)vに変わるかもしれませんよ!
いきなり古い話になりますが・・・
昔、ファミコンでドラクエをやっていて何時間もプレイしてたのに
いきなりフリーズしたり、オートセーブという機能などなかった時代で
復活の呪文の書き写しをミスって復活できなっかたりしてまたやり直し
途方に暮れたときもあったけど、仮にやり直したとしても、プレイした
記憶があるので、同じところへ到達するのは最初よりは早かった。
つまり、何度失敗しても一度通った道、同じところへ到達するのは最初
より早く、より効率的にできるはず。
変化を嫌って、いつも通りって安心できますよね。
でも、変化があるから楽しいのであってどんどん失敗を恐れず、
イベントだと思って楽しんでいきましょう!
byひろいあしと