限りある時間の使いかた

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バカ短い人生を味わい尽くすコツ4選


今回は、全米で爆売れ日本でも話題沸騰中のベストセラー
「限りある時間の使い方」という本について解説します。


結論:人生はバカみたいに短い、人間はすぐ死んじゃうんだ


と短い人生を「バタバタ慌ててよくわからないまま終えることにならないようコツを教えます」とよくビジネス書に書いてある、ライフハック術・生産性テクニックどころではない、コツを教えてくれるのが本書の結論です。


この本の内容厳選4つ

その1 時間をフル活用するな

その2 人生の本番に期待するな

その3 人に会え

その4 何もしない練習をしろ



まずはじめに


人は、80歳まで生きられるとしても、週で考えると約4000週間です
1週間を4000回終えたらそこで終了、ゲームオーバーと思うと
80年あると思うとめっちゃ膨大な気しますけど、いざ4000週間って言われる
とそこまで多くない気がしてきませんかね
しかも
あなたはきっと0歳児じゃないはず

例えば、私であれば32歳ですから
残りは2496週間しかありません、なんか少ない気がしてきました
さらに、30代になってからの1年間はマジで早く感じます

年をとると時間が早く感じるのは諸説あるみたいですが
「新しい経験が減るから」それが理由みたいです

だって、子供のころは初めてだらけだったじゃないですか
初めてのプリン初めてのカブトムシ初めてのお祭り
毎年毎月新鮮な驚きがたっぷりでしたけど、もう我々はそうじゃありません

同じ時間に起きて同じ電車で同じ職場に行くほぼ同じ日々
同じであればあるほど慣れて効率的に、スピーディーにこなせるようにはなるんですが、その分過ぎ去るのが、秒・チョッパやになっちゃうわけです
つまり
本書の言う通り人生はバカ短い(4000週間)
ちなみに歴史上の偉人たちも口を揃えてそう言ってます

哲学者セネカは、人生の短さについて
人生短すぎるでしょうというだけの本を書いたし

トマスネーゲルは、我々はみんなもうすぐ死ぬという言葉を残しました

人生は短い、時はすぐ過ぎ去る人間は自分でイメージしてるより、だいぶ早めに死ぬもうそれは確定事項なんです


じゃあどうすればいいかということで、多くの人がたどり着くのが
ライフ博術とか生産性アゲアゲテクニックですよね
ただ本書はそれを真っ向から否定します

意味がないとそんなライフハック術を身につけて、パソコンのショートカットキーを無限に覚えても無駄だと、そんな小手先のテクニックじゃない本書に記された本質的な解決策を知りたいそんなあなたに
厳選したバカ短い人生を味わい尽くすコツ4選お伝えしていきます

その1 時間をフル活用するな 


1つ目のコツは
時間をフル活用するなというものです

それは、どんなに効率的にやろうが人生は短いので、どうせやり残しが生まれるからです。
これ私も確かになぁと思っちゃったんですが、多くのビジネス書とかライフバック本って、この本に書いてあることの言う通りに効率的にやれば
やり残しゼロ、後悔なしの人生が送れますよ的なことが書かれてますけどあれって本音の本音で言うと、嘘なんですよ、どんなにうまいことやっても効率的にやっても絶対100%確実にやり残しは生まれると

これは別の本に書かれてた話ですけど、どんなに偉大な仕事を成し遂げた歴史的偉人でもやり残してあったんです
例えばディズニーで有名なウォルトディズニーは、ディズニーランドを作った後にディズニーワールドっていう未来都市を作ろうとしたけど
実現する前に死んじゃいました

あの発明王
エジソンはいっぱいいろんな発明しましたけど、これから発明したいものリストを大量に残して死にました
その他にも
ダヴィンチはモナリザの仕上がりにずっと納得がいかなくて
ずーっと死ぬ間際まで修正し続けていたと

これわかりますかね
結局めっちゃ頑張ってた人だろうと何だろうと
誰一人、人生かんぺき!おーしまいとはならないわけですなので
時間をフル活用しようとするなと

予定を隙間なく埋めれば我々の人生のやるべきことを全て
終わらせられるそんな幻想は捨てろ
というのも隙間0%は忙しさに逃げてるだけと、そう言えるからです

そうですね、たまにいるじゃないですか
自分は夢を追うミュージシャンだとか、バンドマンだとか言いながら
実際の生活を見てみるとバイトをみっちり入れてバイトで忙しくしてる人ってあれは、人の心をへし折る勢いで厳しいこと言うと

それって逃げてるだけなんです

生活のためとか最もらしいこと言うんですけど
ただ逃げてると、だって一番大事なことに
本気で取り組むって本当は怖いですからね
バンドマンで言えば音楽に対して、本気で専念してそれで結果が出なかった時
それは、才能がないって断言されたようでめっちゃ怖いんです
その恐怖から逃れる一番簡単な方法が隙間なく忙しくすること隙間なくバイトだの食うための仕事なのを入れ込むことなんです
これなんとなくわかってきましたかね、忙しさって尊いものなんかではなく
実は誰でも手っ取り早くできる現実逃避なんです
それはやめましょう

ただでさえ短い人生において、自分の人生から逃げるようなもったいない
ことにならないような忙しさは禁止です

これは嘘だったんです
スキマ時間をフル活用すれば我々の人生に無限大の可能性があるんだという言葉はそれは綺麗事であり、嘘だったんです
私にもあなたにもできないことは、嫌になるぐらいたくさんあって
そして、逆にできることはめっちゃ限られてる事実をまず脳みそに刻み付けいただきたく存じます



2つ目の短い人生を味わい尽くすコツ

人生の本番に期待するなです

これは、俺の人生〇〇になったらすごいぞ、そこからが本番だという考え方
こういう考え方は人生を台無しにするということ

もちろんいろいろ
皆さん大変な状況をや困難ってあると思いますけどそんなの関係なく人生の本番はすでに始まっちゃってるんです

これ意味わかりますかね
例えばさっき例に出したバイトばっかりしてるバンドマンなんてまさにこれが分かってない悪い例です
そのバンドマンってきっと、もし俺がバイトなしで音楽専念できちゃったらこれはすごいぞと
バイトを辞めてからが俺の人生本番だとか言ってるはずなんです

でもわかりますよね
本当は違います今の事例聞いてなんとなく分かりいただけるかと思いますが
みんな常に人生本番、バイトしてるとかしてないとか関係ないんです

だって今はもう売れちゃってるバンドマンだって、多くの人はバイトとかしながらクイブチを確保しながらやってきたわけです

すべての力を音楽に傾けきれない中で、それでも人生の本番だここが勝負だと思ってどうにか売れたわけで
その一方食い扶ち本気出すぜとか言い続けてる人ってそう言い続けて結局売れないバンドマンじじいになってしまうんです
そんなじじいにならないためにも今日もうこの今人生の本番が始まってることを一緒に再確認しましょう

私もハッとしました、今やっと気づきました

悩みがゼロはありえないと
悩みゼロで自分が心からやりたいことに全
勢力を傾けられるタイミングなんてどうやら人生で一度も来ないようです


なので、今ある悩みをむしろ楽しんだほうが良いです



短い人生を味わい尽くすコツ3つ目は人に会えです

皆さんどうでしょうか最近大学時代に仲良かった友達とか
高校の時にめっちゃ影響を受けた先生とかに会ってますでしょうか
おそらくですね生産性とか、効率を重視している人ほどそんな思い出に
浸ってる時間はねえぜ的な感じで、しばらく会ってなかったりすると思いますが、それじゃあダメなんです
もしあなたのこの短い人生を真剣に味わうのであれば、ガンガン人に会ってください

で、なんで人に会った方がいいかというと人と会うことが
人生において一番予測不能だからです
前半でも触れましたが自分の人生がどうにも短く物足りなく感じてしまうのは
変化がないから
いつもと変わらない、ルーティーンに支配されているからです

でその固定化されたルーティンを自分の力で意識的に打ち破るというのはなかなか難しいんで、誰か人に会うことで強制的にルーティンを壊してもらいましょうってことなので
あれです毎日会ってるような人と会うんじゃそれは効果は薄いです
どちらかというと日々生活してて会わないような人、会いたいなーってずっと思ってるけど
会えてない人そんな人に会うべきです

この動画を見終わったらぜひですねパッと思い浮かんだあの人に久しぶりに
連絡してみてほしいです

そして最後4つ目のコツこれはちょっと上級編すぎる気もしますが
何もしない練習をするです

1つ前のコツで人に会えとか言われたもんだからよーしそれなら人と会う約束を入れまくるぞとなってはダメなんです
また証拠もなく時間をフル活用しようとしてしまってるんでそれじゃダメですと私なんかも結構そうですがどうしても予定をパンパンに入れてしまう人は何もしないその練習をしましょう

哲学者ブレイズパスカルは面白い言葉を残してます
人間の不幸の全ては一人で部屋にじっとしていられないことに由来するという言葉
これつまりですねやる必要のないことなのにスキマ時間があるからとか何かしてないと気が済まないみたいな気持ちでとりあえず手をつけるからダメなんだと
そういうただ空白の時間が怖くて手をつけちゃったことってのはだいたいうまくいかないし
なんならトラブルの元になるとだから何もしない状態を作りましょうあえて立ち止まれと
最近世界のイケてるトップ企業例えばGoogleが瞑想のための部屋を設置したり
Appleが瞑想するための時間を確保してたりするのもこの何もしない状態を作る
メリットを感じてのことなんでしょうねとか私は思っちゃったんですが
本書もスタンスとしてはそういう考え方すらNGですそうやってGoogleが
やってるからとかAppleが導入してるからとかきっとメリットが脳科学的にどうとか
それもまた効率主義に走ってしまってるんです
それじゃダメだと、真の何もしないっていうのは何か有意義らしいそれらしい目的すら持たないことなんだと

例えば散歩するんだったらそれは日光を浴びてセロトニンがとか、心拍数を上げてカロリー消費があとか考えずにただ散歩してることを楽しめと
まぁ、とはいえこれって難しいですよね日々生産性と効率を求められ続けてる
我々ビジネスパーソンにとって目的がない意味のない行動をするなんて恐怖でしかないはずです
きっと恐怖で触れちゃうと思うんですが安心してください
絶対それで大丈夫です

なぜならめっちゃ雑に全宇宙的視点で行ってしまえばそもそも我々の人生にだって大それた意味なんてないからです
みんな大体何か意味ありげに生きてますが、本当は大した意味はないそんな我々の人生だからこそ、そんな人生だからこそ骨の髄まで楽しむためには
意識的に意味を求めないその練習が必要だったんです

ということで、今回はベストセラー「限りある時間の使い方」という本に
ついて解説させていただきました

超ざっくりで振り返ると、結論は
人生ってバカみたいに短い、そのバカ短い人生を楽しむための

本質的な心得が書かれている、そんな一冊でした


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