思わず買ってしまうコピーと買われないコピーの違いとは?

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ビジネス・マーケティング
あなたは、お客さんが思わず買ってしまう文章と、買わない文章の違いを説明できるでしょうか?

今回は、思わず買ってしまう文章に隠された秘密について解説いたします。

結論から言ってしまうと、
あなたの商品が「お客さんが満たせてない欲求を満たせますよ。」としっかりアピールできているか?いないのか?だけなのです。

前にも登場しましたが、
お客さんが満たしたい欲求を「ベネフィット」として商品が持っていれば、お客さんはその商品を買います。

あなたが売りたい商品やサービスの「ベネフィット」を先に見つけて、お客さんにアピールすることができれば、文章だけで売れます。

商品から「ベネフィット」を作る方法については、別の記事でご紹介しました。

今回は、そのベネフィットの源泉となる、LF8と9つの欲求についてのお話です。

LF8とは?

ドルー・エリック・ホイットマン著「現代広告の心理技術101」で紹介された人が持つ根源的な8つの欲求のことです。
「生命の8つの躍動(Life-Force 8)」(略してLF8)として解説されています。

1. 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
2. 食べ物、飲み物を味わいたい。
3. 恐怖、痛み、危険を免れたい。
4. 性的に交わりたい。
5. 快適に暮らしたい。
6. 他人に勝り、世の中に後れを取りたくない。
7. 愛する人を気遣い、守りたい。
8. 社会的に認められたい

人間にはこれらの8つの欲求が生物学的にプログラムされているので、このLF8の欲求が満たせる商品やサービスがあれば、お客さんは買います。

さらに、著書の中では、後天的に出てくる9つの欲求についても言及されています。

人間の後天的(二次的)9つの欲求

1. 情報が欲しい。
2. 好奇心を満たしたい。
3. 身体や環境を清潔にしたい。
4. 能率よくありたい。
5. 便利であってほしい。
6. 信頼性、質のよさが欲しい。 
7. 美しさと流行を表現したい。
8. 節約し、利益を上げたい。
9. 掘り出し物を見つけたい。

これらは、二次的あるいは後天的欲求と呼ばれており、9つあるとされています。

9つの欲求はLF8に比べると弱い欲求です。
ですが、お客さんが商品を買った理由として挙がってくる可能性が高い欲求です。

あなたの書くメッセージの中に、
これらのLF8と9つの欲求が含まれていればお客さんは購入してくれることでしょう。

ただし、LF8と9つの欲求の表現そのままを使ってしまってはいけません。あくまで、商品が持つベネフィットを見つけだした先に、LF8と9つの欲求が出てくるような表現にしましょう。

ここはいろいろベネフィットの候補を書き出して、お客さんの中でしっくりくるものを探し出さなければならないので、見つけ出す努力が必要です。

ぜひ、このLF8と9つの欲求を覚えて、
セールスレターなどの作成に活用してください。

有難うございました。
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