簿記2級最強説?

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ビジネス・マーケティング
簿記は3級で十分?2級まで必要?それとも1級?

一番コスパが良いのが簿記2級であると思います。
3級では他の人との差別化ができないし、
1級は取得が難しすぎて、他の資格(公認会計士や税理士試験)を目指す方の通過点のような試験となっています。

今、事務職の仕事の倍率が100倍とか200倍とか言われているようです。
事務職や経理の仕事を探している応募者の多くは簿記3級までは持っているけれど、簿記2級となるとかなり少なくなります。
応募を少なくしたい企業は、応募条件に簿記2級以上とすることも考えられますが、簿記2級を持っているとそういう企業にも応募することができます。

また、簿記の知識は仕事をする上でもとても重要です。
特に管理職になると管理会計の知識は必要です。
管理職を目指している人も管理職になるためには、簿記や管理会計の知識は必要かと思います。
簿記を知っている人と知らない人とで、同じ資料を作っても出来栄えが全然違います。(これはまた別の機会で取り上げたいと思います)

よく、経営者レベルになるとMBA(経営学修士)の知識が仕事をする上での共通言語であると言われますが、管理職レベルでは簿記の知識が仕事をする上での共通言語であると思います。

もちろんMBAで学習するカリキュラムの中には財務会計の分野は含まれていますので、やはりビジネスで上を目指す以上は、簿記は必須科目であると思います。

日商簿記2級に合格するために必要な勉強時間は150時間と言われています。(ちなみに1級は600時間)
毎日1時間の勉強で約半年、2時間できれば約3か月です。

これは他の資格と比較しても、比較的短期間で取得することができて、取得した後のメリットが大きいことを考えるとかなりコスパがいい資格だと思います。

しかし、簿記は間違った勉強方法だと回り道をしてしまい予想以上に時間がかかってしまったり、(本当はかなり面白い内容なのですが)その面白さを見出すことができずに、勉強自体が苦行でしかないということにもなりかねません。勉強が楽しいという感覚は、その知識を得たことで世の中の仕組みが分かった、仕事がやりやすくなったという実感がないとなかなか得られないと思っています。

仕事を見つけたい、仕事で成果を出したい、簿記をきっかけにもっと難しい資格に挑戦したい、ビジネスのことをもっと知りたい、目的はいろいろですが、簿記2級取得がその扉であるように思います。
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