コメントの力 ～WBC 試合後のコメントに注目～

同じ言葉でも誰が言うかで説得力が違う

何かを成し遂げた人が言えばグッとくるが

そうでない人が言ってもピンとこない

昨年サッカーワールドカップで

日本がドイツに勝利した

その立役者となった選手達の

コメントがグッとくる

「俺が決める、俺しかいないって

　　　　強い気持ちでピッチに入った」

「４年前から一日一日本当に今振り返っても

　　あの日ああしておけばよかったなと

　　　　思う日は一日もない」

「悔しいことも嬉しいこともムカつくことも

　　　全てが今日この瞬間に繋がってる」

ヒーローになったからこそ響く言葉だ

成功とは目的通りに成し遂げること言う

そこには自分を信じ続けて行動した努力がある

成功の対義語は失敗

失敗は予定通り上手くいかないことを言う

しかしそこにも自分を信じ続けて行動し

その結果上手くいかなかったことを認め

次の行動をするチャンス（努力）がある

成功と失敗も努力があって意味をなす

努力も何もしていなければ

本来成功も失敗もない

だから成功の反対は失敗ではなく

「何もしない」とよく言われる

失敗の反対も

「何もしない」だと私は思う

失敗に終わるとよく言うが

それは失敗してその後何もしなかったら

失敗のまま終わっただけ

失敗を活かせばそれは過程の中で

上手くいかなかった一部であって最終的に

上手くいけばその過程も成功のうちになる

今日の失敗は未来では成功の一部

これが「失敗は成功のもと」だ

明日WBCの日本の初戦が始まる

注目選手はメディアでの紹介から

誰もが思いつくだろう

彼らの一つ一つのコメントにも

注目しながら応援するのもおもしろい

きっとヒーローならではの

名言が生まれると思う