小学生低学年の時、母親と駅のホームで待っていて、
「電車がどっちからくると思う?」
とか聞かれてワクワクした思い出がある。
しかし、電車から降りた後、駅の看板に目がいった。
「上り」と「下り」。
これは何だろうかと思い、母に聞いたのだ。
母は、聞こえなかったふりをしてサクサク行ってしまった。
母にもわからなかったのだろうかとおもった。
「上り」と「下り」が何を意味しているのか分かったのは、
私が小学生高学年になった時だ。
社会で学んだ、歴史の授業。
江戸…つまり今の東京へ行くのが「上り」。
逆に地方へ行くのが「下り」。
直接の学びはなかったが、勉強しているうちにピンときたのだ。
もしかしてこれはこういうこと?
みたいに。
まぁ、これは関西の方では大阪行きが「上り」だとかなるかもしれないが、
ここではとりあえず関東に絞って書かせていただく。
小学校低学年の私へ「上り」と「下り」を教えるのは悩んだことだろう。
母は難しくて答えられなかったのかもしれない。
だから聞かなかったふりをしたのだ。
でもそれは私からしてみれば疑問が膨らんだだけで、何の解決にもつながらない。
こういう時、どう説明すればいいのだろうか。
私が母だったとしても同じく悩む(笑)
では、電車がどちらからくるのか。
それだって突き詰めれば「上り」と「下り」に関係してしまう。
ホームにいるのだから「右から」「左から」となるだろう。
そこで子どもが「なんで右からくるの?」
と疑問を持ったら最後。質問攻めに遭うだろう。
電車が好きな子なら、歴史はともかく地理の関係として地図を出してまず東西南北を教えるところからやってみるか?
東西南北といえば私が東西南北を覚えたのも小学校中学年くらい。
それまで右が東?とかわけわからんことを言っていた(笑)
とりあえずうちの玄関は南にある。トイレは鬼門(これは漫画で知ってた)だから北にある。
ということで、家の中は東西南北がわかっていたが、地図を見たわけではないので、
一歩外に出れば、ここはどこ? となる。
地図では上が北。これはわかった。
反対が南。これもわかった。
東。わからん。
母が、バカボンの歌を歌って間違えたことがある、と聞いて、やっと東がわかった。
♪西から上った太陽が、東へ沈む~。
でもこれ、間違って覚えちゃったのよ(笑)
と、本当は逆で東から太陽がのぼるのよ。と。
これで東がわかった。地図では北の右が東で逆が西だ!(わけわからん自論)
誰かの失敗談を聞くと覚えるのが早いことに気づいた。
結局、電車の「上り」と「下り」はどう説明すればいいのかわからなかったが、
だれか、一緒に考えませんか?(笑)
いつか、聞かれる日が来るかもしれない人。
もう聞かれてこう説明しましたという人。
居たらおしえてください。ぜひ失敗談も織り交ぜて(笑)