相手に求めない方が上手くいく理由

これまで恋愛に関するご相談を数多く承ってきましたが、

「相手によって引き出される個性が変わってくる」

という現象を何度も目の当たりにしてまいりました。

例えば、いつか働くからと相手に生活の面倒をみてもらい、

とにかくお金にルーズだった彼が、その彼女と別れて以来、

見違えるほど仕事に意欲的なり、富裕な生活を送っていたり...

その逆も然りという例もありました。

相手に対して、こうされたらこういう気持ちになる、等の

自分が感じていることを伝えることは必要ですが、

何かが共振して、共鳴して一緒にいるので、

相手が〇〇さえしてくれれば...と求めていけばいくほど、

綱引き状態になり、どんどん複雑に辛くなっていってしまうことになります。

また、〇〇さえしてくれれば...というこだわりが強くなってしまうと、

自分に対して相手もまた、〇〇さえしてくれればいい、

という態度になり、都合良く扱ってくるような態度になることも。

何故、〇〇さえしてくれれば...にこだわってしまうのか、

相手の態度を引き出している自分の波動はどうなのか、

そこをみていった方が改善が早いというケースはたくさんあります。

自分を見つめるなんてしたくない！と思う気持ちがある内は、

かえって抵抗が強くなるので、しなくていいと思っています。

ただ、もう見つめるタイミングなのかなー...

と過られている方は、準備ができている証拠。

本来の自分をもっと知っていく準備ができているから、

問題が起きているとも言えます。

自分のことを知らないのに、相手のことを知りたいというのも、

よく考えたら矛盾しているため、空回りになってしまいますよね。

自分の中の抵抗感は、いつも本来に自分に気付くよう教えてくれています。

そこに一緒に気付くことができた時は、

ワタシの中でも喜び溢れる瞬間です。