これは、私がある知り合いに言われて衝撃を受けた言葉です。
私は、彼女にいろいろ悩みを相談していたんです。
すると彼女は、悩みをひとしきり聞いて私にこう言いました。
「としみさん、幸せになっちゃいけない設定になってます!」
「え…?」
何も考える間もなく、気づいたら涙があふれていました。
「あんなに幸せを望んできたのに?」
「あんなにどうしたら幸せになれるのかと考えてきたのに?」
でも、少し心当たりもありました。
私はだれかに遠慮して生きていなかったか?
例えば亡くなった両親。
いろんな思いを抱え、たくさん我慢をし、自分を縛って生きていた。
本当はどんな風に生きたかったんだろう?
もっとこの世でやりたいことがあったんじゃないか?
その他にも、周りの人、世の中の自分と同じ立場の人など架空の人物の事まで勝手に考え、
みんな我慢してるんだから我慢しなくちゃいけない。
みんな頑張ってるんだから、もっとがむしゃらに頑張らなきゃいけない。
と、自分を追い込んでいました。
そもそも自分の幸せの基準って何なんだろう?
それを改めて考えてみました。
出てきた答えは、
誰にも縛られず、誰の事も縛らず、自由に生きる事。
自由に生きるには、精神的な自立と経済的な自立が必要です。
私は家族みんなが自分の人生を主体的に生きて行けるようになってくれることを願っています。
だから、まずは自分がその生き方を実現する。
今はそこに集中する時なんだと思っています。