家庭環境が全てじゃない

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コラム
私は、いわゆる機能不全家族の元で育ちました。
母がうつ病で、体も心も健康な状態ではなかったからです。

入院や実家に帰ったりで、母が家にいない時間も多かった。
また、家にいたとしても母は一人でネガティブな感情と闘っており、
子供を気に掛ける余裕のない時もあった。

しかし私は、不思議と強い寂しさや孤独を感じずに生きてくることができました。

母が元気な時は、家族で出かけたり暖かい思い出もあります😌💕

でもその思い出だけでは、私の心はもっと違っていたのではないかと思います。

私は両親以外に
親戚、友人、先生、職場で関わった人やお客様、パートナー、大切な子供。
多くの人に見守られ、助けられ、心も支えられて生きてきたし、今も生きていると思うからです。


母が入院中、親代わりで面倒を見てくれていた祖母。
夜は冷え性で冷たい私の手足を、ギュッと握って温めていてくれました😊

兄弟がいない代わりに、私にはいとこがたくさんいました。
よく一緒に遊んだり、年上のいとこにあちこち連れて行ってもらったりしたっけな😌

友達とは、本当にバカみたいなことでたくさん笑い合いました。
長電話したり、一緒にいろいろなところに行ったり…🥰
仲のいい友達の親御さんにもとってもお世話になりました。

学校の先生は、親のように心配してくれたり、親も気づかない自分の良さを引き出してくれたり。
先生って、大きな愛情がなければできないお仕事ですね😌

私は仕事で多くの人と関わってきました。
一緒に働く上司、先輩、同僚、アルバイトさん、パートさん。
ダメダメな私を優しく見守り、時には厳しく愛を持って言うべきことは言ってくれた。
また時には腹の底から一緒に笑いました😂

そしてお客様。
私が未熟で行き届かない事も多く、お客様にご迷惑をお掛けしたり、お叱りを頂くこともありました。
ご迷惑をお掛けしたお客様、一緒に対応してくれた上司や先輩を思うと、今でも申し訳ない気持ちになります。

それでも「私が担当で良かった」と言ってくださる方もいて、幸せそうな嬉しそうな笑顔が本当に当時の自分にとって生きる力になっていました。


「家庭環境が全てじゃない」

「家庭で教わらなければそこで終わり」ではないですよね。

私たちは家族以外にもたくさんの人と関わって生きている。
生きて行く力をもらえる事もあるし、悪い事も必ずそこから学べる事がある。


人って、人生って面白いなと思いませんか😌

だから今自分が生きている事に心から感謝できる✨

私に命を与え、自分の足で歩いて行けるようになるまで、守り、育ててくれた両親にも心から感謝しています✨

本当は直接言葉で伝えたかった、子供の顔を見せたかった。

でも、気持ちは必ず届いている。


誰に否定されても私はそう信じています。


両親を亡くし、何とか必死に生きてきたけど、なんだかずっと心が宙に浮いたままでした。

こんな風に自分の生い立ちについて振り返り、起こった出来事を受け入れ、
肯定的に見れるようになるまで、私には10年以上の時間が必要でした。

考えたら、自分に起こったネガティブな出来事をあまり人に話してこなかった。

もっとこまめに吐き出せていたら、もっと誰かの前で思いきり泣けていたら、もう少し早く自分を癒す事ができていたかもしれません。


今いろいろな思いをひとりで抱えている方、
あなたの心が少しでも軽くなるよう微力ながらお手伝いさせてくださいね☆彡





















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