教え子に会う

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コラム
教え子に会う機会があった。

教員をしている人にはよくあることだが、

学校で教えていたときには未熟な生徒の一人だったのに、

卒業してから出会うと急に立派になって、

むしろこちらが恥ずかしくなるくらい素敵な大人になっていること、

よくあります。

学校にいたときよりも輝く笑顔で働いていたり、

とっくにパパ歴を超えられていたり。

こういうことがあると、

「学校で教えていたときに、彼のもっと良さを見つけられていたらなあ」

って思う。

どれだけ「対等」を意識をしても、学校の中では教師の方が立場が上で、

どうしても上下関係になってしまい、見えないことがたくさんあった。

そんな教員時代の自分が、ある意味で私にとっての黒歴史なのです。
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