二葉葵

記事
コラム
2024年 5月17日 金曜日

この15日 水曜日に
史衣さんから
インスタの
ストーリーとか言う処へ
「葵祭 久しぶりに見ました。」と
腰輿(およよ)に乗る
斎王代の姿を写した写真が
送られて来ました。

京都御所から出発し
下賀茂神社
上賀茂神社へ向かう
1400年も続いている
時代行列で
平安の優雅さを感じさせる
雅で
厳かな
京都三大祭と言われています。

その夜でしたか?
ニュースでも流れていて
別のコーナーで
葵祭に使われる
絶体に必要だとされている
『二葉葵』についての特集が。


斎王代が乗る腰輿(およよ)にも
二葉葵の刻印が彫られており
行列を成す
全ての者の頭部にも
二葉葵が装飾されています。

この事は
私 全く知らなかった事です。
特集された画像には
なるほど確かに
行列を組む
全ての方が
頭部に
二葉葵を飾り付けていました。

それは
斎王代も同じで
皆 本物のようです。

特集は
その「二葉葵」が
絶滅の危機にあると言うモノ。

京都 加茂神社に自生する
野生(天然?)の二葉葵を
この1400年の間
使われて来たものが
ここ最近の気象の悪化とか
環境の変化で
餌場を失った野生の獣達が
二葉葵の自生地を嗅ぎ付けて
荒らし廻る事で
その自生数が
急激に減ってしまい

葵祭の継続に
赤信号さえも出しかねず
何年か前から
京都市の有志? が
近所の小学校に委託かな?
生徒らに
プランターの中で
植えてもらっての
大作戦をもって
葵祭の窮地を
救い続くていると
伝えてくれていました。

担当している生徒達も
何か誇らしげに
葵祭の行列を観覧していて
私は
無知だった事を恥じ入りながらも
彼らの事を
応援したくなりました。


ちなみに
徳川家の家紋
『三つ葉葵』は
二葉葵を図案化したモノ。
ほぼ架空の代物です。
ウキペディアに載っています。


今年も夏に向けて
お祭りの季節を楽しみましょう。
その裏に
どんな歴史が隠れているのでしょうね。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す