お餅の焼き具合

２０２４年　４月８日　月曜日

ウクレレ奏者で

シンガーソングライターの

cotoriちゃん

月遅れのＢＩＲＴＨＤＡＹ　ＬＩＶＥ

どう見たって黒字のＬＩＶＥも終わり

暗室だったからかなぁ？

（と言うのは冗談として）

一同は揃って

本棚の隠し扉を潜って

受け付け室へ出ました。

「（明るぅ。）」

中央に構える机の上に

物販が並べられていました。

私は「絵本」を撰びました。

さっき弾き語られた

『なまえのないたね』です。

ｃｏｔｏｒｉちゃんは

商品の封を一度　開いて

中の商品を取りだして

一言メッセージを書き込んで

元の状態に戻してから

購入者へ手渡します。

５０人も

１００人も並んでいたら

そんな事は出来ませんけれど

参加者の数は限られているので

一品いっぴんに

細かい対処が可能なんですね。

そんなこんなで

暗室が片付いたそうで

写真撮影会の為に残った私と

おっさんが数人。

スポットライト頼みの暗室で

（とは言え　しっかりと見えます。）

cotoriちゃんをモデルに

写真撮影会が始まりました。

そういった感じの撮影会なんて

初めての経験だったから

居心地の悪い事ったら・・。

室内に

私以外の女はcotoriちゃんだけ。

彼女はモデルで

ああいった環境は慣れていて

指示されるポージングを

次々と決めて行きます。

釣り下げ椅子に座る。

ピアノの前に座る。

ぬいぐるみを持つ。

暗い部屋に赤いドレス

ぬいぐるみが白色

組み合わせとしては「絵に成る。」

暗室を出て

本棚を閉めて

その前での撮影に移り

絵画の前でポージング。

おっさん方は

一眼レフだったり

専用のカメラだったり

連写していたり

私は慣れない環境に

「ドン引き？」状態で

不自然なまでに固まっていました。

裸婦像を前にして

震える手に筆を持って

何も描けないような気持ち・・。

みんなは連写もあって

１００枚

２００枚

３００枚は余裕で撮っているでしょう。

私は

ポージングの違う画を

合計しても数十枚程度。

サムネイル用と言うか

動画に使えそうな感じ？

でもでも、

私が大枚叩いて

写真撮影会に残ったのは

ツーショットが撮りたかったから。

cotoriちゃんと並んでの

ツーショットを撮る為だけの目的で

それこそが主たる目的で

おっさん達の中に残ったのよ。

居心地の違和感を抱えながら。

皆さん　優しい方ばかりですよ。

私が一人

波長の違うモノを感じていて

（写真撮影の目的が皆と違う）

物怖じしていたのかな？

cotoriちゃんとの出逢いは

あの中では多分　

私が一番　最初なのかも？　です。

でも、

LIVEなり

写真撮影会なりでの

接触回数

親密度的に言うと

私は「新参者」。

出来上がっている慣習の中に

突然　入り込んだ印象で

アイドルグループの

後発な新規生みたいな感じ？

五期生が一人で

一期生の中へは入れない・・。

そんな気持ちかなぁ・・？

私が一人で

勝手に壁を作っているのかなぁ？

そもそもの目的意識が違うし

そもそも

私は『タレント』な筈で

知名度が無いだけで

cotoriちゃんとは同じ筈・・。

片や満席の黒字興行で

私は赤字地獄まっしぐら・・。

あ　やっぱり立場が違うわ。

結果を出している人には敵わない。

何を焼き餅　焼いてんだか・・。