塩の力

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コラム
2024年 2月16日 金曜日

ピンチヒッター
それは「代役」
本物(本人)不在の為に
身代わりを立てる行為。
影法師(影武者)とは違い
かく乱する為では無くて
全てを包み隠す戦略。

今回
『身代わり忠臣蔵』なる作品
一風 奇想天外なアイデアですが
史実を覆してならない展開は
きっちりと守っており
義士の討ち入り後の
宿敵「吉良上野介の首」は
描かれていました。


それを踏まえた上での
大石内蔵助と
吉良上野介(身代わり)との
誰に知られてもならない密談で
遂に
討ち入りが決行される段取りへ!
ならば
本物の「吉良上野介」は?


実は
「浅野内匠頭」に
松の廊下で
切り附けられた傷が元で
かなり早くに亡くなっており
実の弟(追放の身の上)を
身代わりに立てて
幕府を欺いて
お家 お取り潰しの危機を回避

同時に
赤穂浪士らの
主君の敵役を
一身に受ける立場に!!
そんな重大事を知る者は僅か。
それを物語の進行上
大石内蔵助が知る事に!!!


吉良側は
幕府を騙す為に
大石は
浪士を欺く為に
それぞれの思惑の中で
本物の「吉良上野介」が
突如出現!!!!
が 死んでいる?

なんで?
カラクリを知れば 納得。


本格的な時代劇を
心から望まれておられる方は
ご遠慮くださいな。

殺陣の演技に於いては
私から見ても中途半端な感じ。
あそこは 
もっと迫力が欲しかったですね。

でもでも、
コメディー要素が根底に在る
楽しい作品に仕上がっています。


忠臣蔵
若い世代の方は
もう全く知らないみたいですよ。
討ち入りとか
吉良上野介とか
浅野内匠頭とか
大石内蔵助とか
堀部安兵衛とか
何も知らないんですよ。

忠義の心を押し付けるのは
時代錯誤だとかで
もう放送業界でも
忠臣蔵を
大々的に扱う事が無くなったから。

時代劇大好き世代としては
寂しい限りですよね。
大笑い間違い無しなので
忠義とか
心とか
そういうの関係無く
楽しんで欲しいなぁ・・。

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