アカシック・レコードにアクセスする(前編)

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コラム
皆さまこんにちは!
今日は、スピリチュアル系・量子物理学系がお好きな方ならきっと
感心のある、「アカシック・レコード」について書こうと思います。

「アカシック・レコード」は、ご存じの通り
過去、現在、未来のすべての物事が集まった持つ光の領域で、
スピリチュアルな悟りと科学理論がぶつかり合う場所です。
誰でもアクセス可能とはいえない、この記録保管庫には、
すべての思考、感情、動機、行動、そして予言までが詰まっていると言われています。
未来の出来事は元々定まっているわけではないと言われていて、
その人の一生涯の行動や選択に基づいて、常に変化していくものだと私も信じています。

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文化や個々人によって、「アカシック・レコード」はさまざまな名前で呼ばれていますが、
科学は、これらの記録が存在する物理的な空間や、
少なくとも私たちがアクセスするための方法・そのチャネルを発見したのかもしれません。
アカシック・レコードを通して、ごく限られた人だけが悟りを開き、解脱ともいえる
最高の状態を体験することができるのです。
瞑想はその道を開くことができる、一つの方法ともいえます。
ただ、それは実践者であって、どんな経験に対してもオープンな心を持つ人に限られます。

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ある人にとっては空想の産物でしょうが、文字通り
「天の星に手を伸ばすこと」は悪いことではありません。私自身もその一人です。
人間は、すべての物事の理由を考えることに、多くの時間を費やしています。
なぜ自分が存在するのか、
人生には目的があるのか、
あるいは苦しみに終わりがあるのか
などといった事を・・・・常に考えています。
私たちの人生を通して見える現象は、単なる想像の産物に過ぎないのでしょうか。
もし、私たちが最初から運命づけられているのだとしたら?

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私たちの人生のすべてが、過去世とつながっている、あるいは関係しているとしたらどうでしょう。
ある種の宗教では、アカシック・レコードは我々の存在に対して答えをもっているとも言われています。

今回は、前半でアカシック・レコードとは何か、後半では、そこへアクセスする方法について、2回に分けて書いていこうと思います。


アカシック・レコードとは、簡単に言うと、私たちの過去世の詳細が書かれた無形の書物であると言われています。
あなたが生きてきた最初の人生から現在の人生まで、すべてがこの本に記録されています。

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あなたが生きてきたすべての人生、表現したすべての感情、思考、行動、約束が、
アカシック・レコードにきちんと記録されているということです。
もしあなたが自分の人生の目的を知りたければ、ここを訪れればいいのです。
「アカシック」という言葉自体は、サンスクリット語の「アカシャ」に由来しており、あらゆるものが想起される原初の物質を意味します。
それは、常に私たちをまるごと取り囲んでいます。


アカシック・レコードは「記録保管庫」とも呼ばれ、は、世界の間に存在する光でできた場所にある「多次元図書館」にあると信じられています。
何か映画に出てくるシーンのようなイメージですね。

転生したすべての魂は、光そのもので情報を記録し、保存のためデータを書き換えていると言われています。
アカシックレコードが提供する至高の叡智は、聖人や超能力者、
そして前人未到の解脱というレベルに達した魂だけが到達できるものと言われています。

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しかし、ここで皆さんに気づいていただきたい事があります。
人類が水瓶座の時代に足を踏み入れると、すべてが変わりました。
賢者たちの指導に頼るのではなく、人類は自らの精神的成長と覚醒に責任を持つようになったのです。

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太古の昔から、アカシックレコードは常にそこに存在していたと言われています。
最も普遍的に認められている名前は確かにサンスクリット語の影響を受けていますが、多くの文化や信者が記録に対して別の名前を持ち、また微妙に異なる解釈をしています。

聖書では「生命の書」、トーラーでは「追憶の書」と呼ばれています。
しかし、ガルーダ・プラーナでは、チトラグプタという一人の神が、
この宇宙のすべての生き物の、生まれた日から死んだ後、再び生まれ変わるまでの人生を記録し続けるという至高の仕事を任されたとあります。
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神秘主義の伝統の中で、これらの記録は次第に「アカシック・レコード」と呼ばれるようになり、
言い換えれば宇宙のすべてが記録されている「記録保管庫」と呼ばれるようになりました。


アメリカでは、20世紀の超能力者の一人であるエドガー・ケイシーが、アカシックレコードに接近し、
実際にその内容を読み取るという偉業を成し遂げたことで有名で、最も注目されています。
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さて、このケイシー(1877年ー1945年)は、アメリカ出身の神秘主義者で、眠れる予言者とも呼ばれていました。
ケイシーは、トランス・チャネリングという方法で記録を読み、その叡智を世界に伝え、人類のスピリチュアリズムの進化を促したと言われています。

エドガー・ケイシー以外にも、神智学者ヘレナ・ブラヴァツキーがアストラルライトの「不滅のタブレット」と呼ばれるものに言及しています。
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どうやらそれは、過去に記録された人類の詳細だけでなく、これまでに存在したあらゆる思考と行動の原稿で、
未来のことまで詳細に記されているようでした。

ルドルフ・シュタイナーの著作には、しばしばアカシック・レコードが含まれています。 

また、量子物理学者のアーヴィン・ラズローは、「宇宙は局在的に振る舞っている」と考えていた
それまでの物理学的視点を超え、
既に縁を持った素粒子の一対は、互いにどれだけ離れていようとも(宇宙の端と端まで遠く離れてしまったとしても)
片方を観察してその性質を明らかにした途端、もう片方の素粒子の性質が瞬時に変化する、と述べており、
アカシック・レコードを「宇宙が残した電磁波の刻印のようなもの」と表現しています。
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これらの話から総合すると、アカシック・レコードとは、魂の経験、思考、行動、感情、そしてその言葉が、存在の最初から記録されている仮想のファイルシステムのようなものである、とも結論づけることができるでしょう。

確かに、アカシック・レコードにアクセスできる人は、死生観のパターンを認識して現在を変え、より良い未来を作り、過去の過ちから学ぶことができます。
つまり、アカシック・レコードに触れなければ、思い出すこともなかったであろう過去の人生の過ちをもただす事ができるのです。

アカシック・レコードは、固定して定まったものではありません。
アカシック・レコードは、その記録された人と共に進化し続けるものです。
この性質は、カルマに関係しています。

カルマという言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。
仏教あるいはスピリチュアリズムに少しでも興味のある人なら、きっとこの概念を知っているはずです。

この概念では、私たちの行動や行為が、因果応報のパターンで、
世界に永続的な蝶のような影響を与えるというもので、非常に現実的なものだと言えるでしょう。
シーク教、ヒンズー教、ジャイナ教、道教、仏教で言及されている概念です。
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スピリチュアリストと科学者の双方が同意することがあるとすれば、それは、
人間の意識の中には、意識的にアクセスすることができない部分が存在するということです。
アカシック・レコードは、このカルマよりもさらに高い場所にあると言われています。

誰かが自分の過去世を覗こうとするとき、7番目の波動に到達しなければならないと言われています。
とはいえ、アカシック・レコードにアクセスする方法は、ひとつだけではありません。
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今日はここまでとさせていただきます。
それではごきげんよう。

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