今日は、6年前夫ぐらが退院した日

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こんばんは(*^_^*)

今日は、夫ぐらが6年前に精神科の閉鎖病棟から退院した日です。
その当時の様子などを振り返りながら、ブログを綴ってこうと思います✿

夫とは、6年前に結婚しました。2月に挙式を上げて、10月の新婚旅行から帰ってきた2週間後くらいから異変が出始めて。

その当時の夫は、前年の7月に自宅で実母を急死して喪主になり、家を引き払い私が両親亡き後跡をついだ実家に一緒に暮らすため、他県に移り引っ越してきて。死後の手続や、相続、引っ越しなど環境もやることも一度に

ガラリと生活が変わって、あまり辛いとか言わない夫でしたが
お酒の量がグーンと増えて、毎日気になりながらも仕事と私も、新しく
夫との暮らしが始まってバタバタと気持ちに余裕がなくて、夫の変化に気づけなくなってました。

10月の半ばから2週間くらい寝ずに夜中も起きて、動き回り、
急に、「誰かに見張られている。盗聴器がしかけられていると」と
会話がやりとりできなくなって、顔もきびしくなり
幻聴・妄想が始まり日ごとに酷くなって、下旬に精神科の閉鎖病棟に緊急入院をしました。
そこでの診断は、「統合失調症」。脳の病気で100人に1人がかかるといわれています。

症状を抑え、刺激を控えて脳を休ませるために、保護室も入りました。
診断がついた時は、夫のぐらも、私もかなり動揺してしまったり。
そこから、6か月間入院をしました。

薬の影響や症状の影響でぼーっとしてしている夫。面会に行くたびに、
「これからどうなっていくんだろう」と変わり果ててく夫に、不安と混乱で
いっぱいでした。
家に帰っても、涙が出ちゃったり、周りにも打ち明けることができずに、
毎日、気持ちがふさぎ込んでしまいました。
年末のおおみそかの日も一時退院したけどまた悪化。お正月に再入院。


結婚1周年の日、2/14に、保護室から出た夫と5分間の面会ができて。
やっと1か月半ぶりに会えた夫は、優しい顔になっていて。
ホットして、でもお互いに緊張して、よそよそしくしたり。
微妙な距離感がありました。

外出や外泊の練習をしての4/18に退院しました。
退院してからの夫は、大興奮だった脳の状態を回復期は休めるので
1日中食事もとらずにお風呂も入らずに、寝てしまっていました。
でも、これはとっても大切なこと✿

家族って、頭では、「今は病気であるから、ゆっくり休ませてあげないと」
と思っていても、早くよくなってほしい!!」って思いが強くなって

何とかしないと。と本人に強く、「あーしたら」「こーしてみたら」
と家族も一生懸命になりがちで。

そうすると、本人も家族も疲れきっっちゃって、トラブルや不和が起きやすくなっていきます。

我が家もそうでした!!私が言えば言うほど、喧嘩になって、疲れて
夫には見える幻聴も、なかなか「うんうん」と毎回聞けずに、夫婦仲は
険悪で、このままいくと破滅しちゃうとさえ思って、夫に隠れて泣く日々でした。

そんな時に、出会ったのが、画像にも上げました

著書の中村ユキさん自身も、お母さんが統合失調症を患い、対応に悩んでいた中、高森先生と出会って、関りが変えていけた!!という内容が
分かりやすくマンガで書かれている本です。

マンガだから読みやすくて、実際のケースがいくつも書いてあって。
他の本もいくつも読んではいましたが、たいていの本は
「家族が優しく対応すれば病気の快復にもいい影響が出ます」
という内容ばかり。

だから、家族は、自分の気持ちに蓋をして後回しにするけど
結局は、傷ついたりしてるものだから、本人に優しくしきれなくなっちゃう。
「こんな自分はいけない!もっと優しくしなくちゃ」と
追い込んで、心身疲れ切ってしまうんです。

この本には

☆彡外科のように目に見える回復は見えづらい分

精神科の病気を治す(心を元気にする)というのは健康な部分を広げること
→健康な部分が増えてくると病気の部分が減ってきます。

脳の病気だから、楽しい!!ということを沢山していく

〇自分をありのままに受け止めると
背伸びしない 生き方ができて

心がラクになるわよ♪
だから
他人の現在位置を知るのも大切だし・・・

自分の現在位置を知ることも大切!

本人も家族も混乱やその日その日の現在位置がある。
そうか!!と。

混乱したり、辛いなと思っても良かったんだと、その本を読んで、
まるっと受け止めてもらったと、涙があふれてきたのは、今でも思い出します。

それを知ってから、楽しいことをやっていこう♪と。

キノコ狩りや、マラソン、ピクニック、キャンプなど、自然にふれながら、
疲れたら疲れたー。笑うこといっぱいするようにして。

いっぱいぶつかりながらも再発なく、過ごしています✿

メンタル不調や精神を病む方は、「甘え」とか「弱い」とか決してなくて

無理をして無理をして、不幸が重なって、体も心もSOSだよってなったから。
だから、心と体からのサイン。自分をもっと労わって!もっと大事にしてほしいなっていうサイン。

体験はギフト。



病気になるって、誰もなりたくてなった方なんていない。
生き方や、食事や、自分を見直すきっかけになれば。
また新たな自分と出会える。

傷ついた分だけ優しくなれる♡

雨が降ってきたときに
傘を貸してくれるのもよいけれど
一緒に濡れてくれるほうが嬉しい
元気がでます
(マンガの中から引用)

メンタル不調になると、なかなか回復までに時間がかかります。

どうか、心が叫びたがっているときは、感情に蓋をしないで🌟
辛くて苦しい時は、なかなか一歩が踏み出すの大きな大きな勇気。

一人じゃない。自分を一人にしないでいいんですよ✿




















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