【生後2ヶ月から取り組む子犬のしつけ】母犬が行う2つの仕草を伝授!

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生後2ヶ月といえば、離乳食から普通の食事に切り替わっていくタイミングですよね。

成犬と同じご飯を与える回数へと移行していくわけですが、それと合わせてしつけもしっかりと行う必要があります。

特に、食欲の旺盛なワンコにはすぐにでも初めて欲しいことがあります。

第一弾は「無視をする」ですが、それは前回のブログをご参照ください。

その上で、

「徹底無視をしても落ち着かない」「要求吠えが近所迷惑になるので早期に良くしたい」

というケースもあるかと思います。

そこで、今回は母犬が実践している2つの役立つ仕草をご紹介します。ぜひすぐにでも実践してくださいね。

母犬が子犬に多用する仕草「唸る」「一喝する」をマスターしよう!

次のステップ

「唸る」「一喝する」

です。

母犬も「しつこい」と感じたら唸り、それでもやめなければ「一喝」します。

唸るポイントは、「重低音で喉を鳴らすように唸る」と言うことです。

高い声では「遊び」になる可能性があります。

できる限り低く長く唸ってみてください。

唸っているときはうちの子に顔を向けないよう意識してください。

一喝のポイントは、唸ると同様「低い声で大きめに「ワンワン」と素早く勢いよく振り向きながら吠える」です。

できれば顔をうちの子に近づけ寸止めするのが理想です。

どれだけ迫力ある「威嚇行為」を行うかが重要です。

唸る→重低音で喉を鳴らすように
●一喝→重低音で大きめに「ワンワン」と言い、素早く勢いよく犬に顔を近づける

あ、でも母犬になりきって「ウ〜」とか「ワンワン」とかって言えないですよね?

近所の人に聞かれでもしていたら恥ずかしさ倍増です。(笑)

そこは、人間の言葉に置き換えて問題ありません。

例えば、「ウー」を「や〜め〜な〜さ〜い〜」とか、「ワンワン」を「しつこい!!」とか。

ポイントとしては、重低音(ドスの効いた声)を出しやすいワードを選んでください。

うちの子を一発で「怒ったら怖ぇー」と「ビビらせる」ことができるよう闇練してみてください。(笑)

犬は学習能力に優れた動物です。

何度かその「威嚇行為」を続けると、その雰囲気を出すだけでやめるようになっていきます。

そして、最終的に何もせずとも落ち着いて待っていられる子に成長するはずです。

母犬は子犬育てのプロ。母犬の教育方法を見習おう!

決まった時間にご飯を与えない!

さらに補足強化として取り組んでみて欲しいことが「ご飯を与える時間を決めない」ということです。

仕事に行くまでの間、帰って来てから就寝するまでの間、毎日違う時間(微妙なずれでも大丈夫です)にご飯を与えてみてください。

「食事の時間は飼い主が気まぐれで決めるのであって、あなたが決めるのではない」

と言う思いで取り組んでみてください。

その与え方を日々続けることで、

「もう、ご飯の時間だぞ!」「なんで早くくれないんだよ。イライラするな」

と言ったような感情から

「もう、ご飯の時間?ラッキー!」「ご飯まで待っていよう(寝ていよう)」

など受け身の意識に変化していきます。

そのような意識で日々暮らす方が飼い主も愛犬も穏やかでいられます。

犬の体内時計は正確です。規則正しい生活を送っていると、犬もそれに順応して正確な時間に食事を要求したりします。

また、それを意図的に早めることもできます。

1日ずっとうちの子の要求通り、指示通り過ごす日々は大変です。

一方、指示(要求)を出し続ける側のワンコも大変です。休まる時がありません。

ひたすらご飯の時間を指折り数え、イライラしながら待つうちの子より、「ご飯の時間?ラッキー」と穏やかに過ごせる子になって欲しいと思いませんか?

『ご飯を与える時間を決めない』

あなた(飼い主)の生活環境は将来にわたって変化する?しない?

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決まった時間にご飯を与えない理由としてもう一つあります。

今後「勤務体系が変わる」「異動する」「転職する」「子供が生まれる」「引越しする」「入院する」など様々な環境の変化が訪れる人の方が多いのではないでしょうか?

「今まで与えていたご飯の時間に上げられなくなる」

となった場合、何年も思い通りに過ごしてきた愛犬の生活リズムがことごとく崩れ、急に明日から「変えてくれ」と言われても、いくら順応性が高い動物だとは言えさすがに無理です。

その結果、うちの子にとって大きなストレスとなり、自傷行為に走るなど精神不安定な状態になる可能性が高くなります。そんなこと、どの飼い主も望んでいないと思います。

「愛犬が生きているあいだ生活リズムは変わらない」と言うご家族以外はできる限りのことを習慣化させない方がいいと私は思っています。

『生活環境が変わる可能性があるのなら、生活リズムはランダム(適当)な方が良い』

そして、これらのトレーニングは早ければ早いに越したことはありません。

離乳食が終わり普通の食事が始まるタイミングで、脳みそが柔らかく、順応性がより高い子犬の時期からはじめてみてください。

もちろん、成犬になってからでも子犬以上に根気はいるかもしれませんが遅くはありません。将来にわたり愛犬と充実した日々を送るために今すべきことを早速行ってみてください。

「無視をする」とか「威嚇する」行為が「かわいそうだな」と思う気持ちが、将来うちの子を苦しめる可能性もあるのだと心を鬼にして頑張ってみてください!

「主導権(決定権)は飼い主にある」ことの大切さ

例えば、うちの子が「ご飯食べたい」「散歩に行きたい」「このコースを歩きたい」「今撫でろ、抱っこしろ」「ベッドに寝させてやる」などの思いを主張してきたとします。

要求通りご飯がもらえ、グイッとリードを引っ張れば好きな散歩道に連れて行ってくれ、勝手に膝の上に乗っても盲目的に撫でてくれ、ジャンプをすれば抱っこをしてくれる毎日が続くと「主導権は自分(愛犬)にある」と勘違いしても不思議ではありません。

ですが、先にも触れましたが生活環境が変わったときに、自分の意のままに過ごせると思っている愛犬が、そうならなくなったときのショック、ストレスは計り知れないものがあります。

重要なことは食事のみならず、全ての関係において「主導権(決定権)は私(飼い主)にある」と言うことを意識してうちの子と接することです。

「食事を与える時間」「散歩に行く時間」「散歩コース」「愛犬を撫でたり、抱っこするタイミング」「一緒に寝るかどうか」

など全て飼い主が決め、うちの子は受け身でいることの方が心穏やかに過ごせます。

何でも自分(ワンコ)で決め指示や要求を出し続ける日々は疲れます。

ぜひ、将来のことを思いながらうちの子と向き合ってみてください。

『主導権(決定権)は飼い主にある方が、ワンコは穏やかに過ごせる』

まとめ

ご飯の時間あたりに騒いだり、要求吠えなどをしてきたら、

『まずは無視をする』

それでも収まらなければ、

『唸る、唸って吠えるなど威嚇してみる』

それでも落ち着かない場合は、迫力のある威嚇行為ができるよう闇練をより頑張ってみる。

それでもの場合は、まだ対処法があります。それはまたの機会に。

主導権は愛犬ではなく飼い主。

常にその意識を持って愛犬と接してみてください。

家庭環境が変わっても受け身で順応しやすい子に育てよう!!




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