小さな親切に潜む大きな罠

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コラム

簡単に頼み事に応じるのはやめよう。

例えば、チンパンジーはどうして獲物を仲間たちに分け与えるのだろうか?

 それは、チンパンジーは、次にその仲間がお返しに獲物を分け与えてくれるのを期待して自分の獲物をわけあたえているのだ。
(貴重なエネルギーや時間をかけて。)

 ある個体が何かを我慢しなければならなかったり、よもや死んでしまったりしても、協力しあっていれば、遺伝子を残すことができる。
これを「互恵的利他主義」といいます。

「互恵的利他主義」に潜む、ふたつの危険
 1.誰かから「好意」を受けると、あなたはその人に、お返しする義務があるように感じてしまい、その人の頼み事を断れなくなってしまうこと。

2.無意識のうちに「時間」よりも「理由」のほうを優先させていること。

「5秒決断ルール」
 頼み事をされた時には、無理な要求なら検討する時間は5秒ときめておく。
 頼み事を断られたからといって、すぐにあなたを「人でなし」だなどと思う人はめったにいません。

 相手はかえってあなたの毅然たる態度に尊敬の念をいだいてくれるだろう
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