ボイジャータロット師あおぞらです。
今回は、「親子関係について」です。
私に鑑定のご依頼をくださる方は、すでに成人前後のお子様に関するご相談が多いようです。
お子様の生活、健康、結婚、仕事…など、子どもが成人しても「親として」の悩みは尽きないものです。
今日は特に「成人前後のお子様についての悩み」の特徴と解決法についてです。
子どもに対しての悩みには「別の視点」を
お子様の行動に悩んでいる…結局「親が心配しても仕方がないこと」の場合が多いんですよね。
お子様自身、「大人として、一人の人間として」自分の人生を歩み始め、いくらかの月日がたっているのですから、仕方がありません。
それでも、子どもの身を案じて悩んでしまうのが親というものです。
ですが、今日は「親であるからこそ、”別の視点”に気づかなければいけない」ということでもある。と、そんな風に思ってみるのはいかがでしょうか。
お子様のことで悩み続けている方に、ぜひとも持っていただきたい視点です。
「子どもは親の鏡だ」と言う格言があります。
その通り、子どもは「親が育てたような人間になる」という意味かと思います。
なんと耳の痛い真実でしょう。。。
私も5人の母として、これほどに残酷な真実はありません。。。
ですが、お伝えしたいのは、「あなたから見えているお子様の姿は、”あなたの鏡”に映るお子様であって、実物ではないよ」ということです。
これが、お子様のことで悩み続けている方にぜひとも知っていただきたい「別の視点」なんです。
そう。親というものは良くも悪くも、我が子を「色眼鏡」を掛けて見ているものです。
親バカばりに可愛く思いすぎたり、その反対に、時には憎らしく思いすぎたりと、冷静に客観的に、わが子を見れたことなんて、本当は一度もないかもしれないとしたら?
親は普段から、いえむしろ、お子様が生まれたばかりの時から「子供を実物大、等身大、ありのまま」に見ることができていなかった可能性が高いのではないかと思います。
それは、まるで「自分の顔を鏡越しでしか見たことが無い」のと同じぐらいの真実です。
お子様はいつの間にか成人し、実社会へと「新たに生まれた」。
そういう変化があったのです。
親御様であるあなたは今、「鏡の中のお子様の姿」と「実社会で生きている実際のお子様の姿」を心の中で比較して悩んでいるのかもしれない。
そのような視点を持ってみましょう。
もちろん、そのような視点を持ったからといって、今現在のあなたが望むようなお子様に変わってくれるわけではありません。
ですが、「新しい現実を創り始める」ことは出来ます。
「新しい現実」とは「あなた自身が今に満たされ豊かになっている現実」です。
あなたの豊かさとは、「お子様とともに」かもしれないし、「お子様と親御様それぞれが別の豊かさを追求する」のかもしれません。
まずは、親御様のお子様に対する「思い込み」を外して、今のお子様の実物をみることです。
そのためにも、今一度、現在の「お子様のお気持ちやお考え、行動」を客観的にご覧になるのが良いのではないかなと思います。