みげか法則が破綻した理由: 物質主義と高度経済成長によって過去再現型が未来創造型を捨てたから

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北野唯我さんの「天才を殺す凡人」では、凡人=現在共感型が未来創造型を多数決によって殺してるという点を、重要視していた。

自分は過去5年間で70名以上みげか診断をやってきて、体験談としてわかったことは、凡人ではなく秀才=過去再現型が洗脳によって曲がってしまった、ということだ。

人口比は、未来創造:現在共感:過去再現 = 1:6:3だ。

本来、過去再現型は未来創造型に対して「思いつかない事をして行動してすごい!」という経緯と畏怖の感情がある。
これは、1800年以前、神が信仰されていて神学があった時代にはその未来創造性は過去再現型にとっては「自分が持ち合わせていない領域」であり、未来創造型=直感族に対して敬意があった。

では今はどうか?

「結果出せてないゴミww直感とかうけるww」

カント以降、神学や錬金術という神秘的なモノは衰退し、目に見えて結果が出て再現できる科学や物理学が一気に広まった。

そして日本、世界で物質社会となった。(今は不思議な量子力学が増えて)
で大企業、再現性が求められる社長が多くなり、重宝される10年前までは「過去再現型こそ最強」という風潮ができた。

何故なら、アメリカの成功文化をコピーして小型化として円安で輸出という国策が見事に日本社会や文化と合っていたからだ。


では今はどうか?


AIによって既存概念が崩壊し、常に新しいビジネスをしていかないと老舗大企業は生きのこれない時代に突入した。

過去再現性、現在共感性、未来創造性。
この3つの中で、AI渦中で求められる能力は何か? 皆さん考えてほしい。


過去再現性はBS/PL他、財務や企業方針含めて社長に求められるスキルだし、現在共感型は流行に敏感で大衆が望む気持ち良い商品を的確に売り出すことができる。

未来創造型は、誰もが知らない「未知」を追いかけ、破壊的な創造を生み出す。


3タイプ直感診断A.png

3タイプ直感診断_むかしと今のあいしょう.png



本来は、図の昔の左側の尊敬と見下しの3すくみが成立していた。
青が見下し、赤が尊敬であり1800年以前はこれがバランスよく循環していた。
未来創造型は結果を出していなくても、大衆は「神や託宣」と崇めて持ち上がったため、宗教であったり商品が売れるチャンスがあった。

一方現実主義となった現代では、過去再現型は「今ある物体こそが正義」という物理ベースで教育がある。

だから、「直感」や「霊感」は一種のカルト、娯楽としてのビジネスであって「学問や能力ではない」という烙印を押されている


占いをしている人を責めるつもりはない。民衆が、見えないものはないモノという教育によって、金稼ぎビジネス、エンターテイメントの一環として消費する癖がついてしまったのだ。


俺は、直感をきっかけとして、霊感も「学問として昇華させたい」。

分かっているのは、それをやると現在共感型の金の亡者や勘違いが「自分は直感や霊感がある! 教祖だ! 1時間10万!」という感じで商売を始めるのである。

それにより、ガチ霊視や直感がある占いの人まで巻き込んでイメージが下がる。ニュースに出るたびに、「やっぱり占いってそうよね」とお茶の間が冷えるのである。

それが続いた結果、「過去再現型が未来創造型を卑下し、ない扱いし始めた」のである。

結果どうなったか? みげか3すくみのバランスが崩壊して、現在共感型と過去再現型のみの2つの循環がされるようになった。
ジョブス他、アイデアと直感、未来創造因子を持っている人は「過去再現型」の凄い人と勘違いされて過去再現型が天才だと持てはやされた。

そう、北野唯我さんが言う「現在共感型は過去再現型を天才だと勘違いする」
ttps://diamond.jp/articles/-/174113/

今まではこれによって過去再現型が1強となった。
もちろん、今の時代の変化に柔軟に対応して流行を多く作り出す現在共感型も相対的に強くなった。そして、未来創造型は闇に葬られた。

未来創造型=直感族として、いままでその不遇、酷い扱いを受けて笑われたりした経緯があるからこそ、この不遇のバランスを「戻したい」と誓った

それが、「みげか診断の普及活動」である。

あらゆる占いの方でも、このみげか診断による相性表を組み込むことで、さらにお客さんが喜ぶ、納得できる選択肢が増えると思う。

当然、占いは降って来るものであり、分析するものではない。
だが、占いの未来創造性に、過去再現性のあるみげか診断を足してあげて、トーク力の現在共感性で伝えてあげると3つの要素が上手くはまって良い結果になる。

みげか診断は、3つの要素を仕事や対人で補うことで最大の成果を出す理論だ。
だから、これら普及を「占い師」から広めることで、不遇な未来創造型を救うことができる。

占い師と言っても、直感力が冴える未来視ができる未来型と、対話型で守護霊や魂の声やオーラを聞ける現在型と、六星占術のように過去の統計や分析から再現性ある答えを出す過去型の3つがある。

だから一概に占い師といっても「未来予言」の未来創造型だけではないことを知ってほしい。
というか、占い師の方って人口比率的には現在と過去が多くて、未来視=直感をベースにしているのって少ないと思うのだよね。

今思いついたけど、占いやっている人って対面が大半で、「みげか診断」を取り入れる土台ができてるし、相性良いじゃない?






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