【必見】もっと得する!デザインの依頼テクニック

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いつもご依頼ありがとうございます。natsunoteです。

今回は、デザインを依頼される場合の効果的なデザイナーへの希望の伝え方について書いていきます。

どのサービスにおいても、お客様からのヒアリングを元にデザインを制作することになりますが、 その際にどんなことを伝えると希望に近いデザインになるかはご存じでしょうか? 
せっかくお金を払ってプロに依頼するのであれば、 同じ金額でも「より希望通り」のデザインを作ってもらえる方がお得ですよね?笑 

というわけで、現役デザイナー目線で「こういう希望の伝え方をしてもらえると、クオリティの高いデザインを作れますよ」という依頼方法について解説していきます。

①目的・経緯を明確にする


たとえば、レディースファッションの「バナーデザイン」をご依頼予定の場合、 「なぜそのバナーを作成する必要があるか?」というご依頼の経緯や目的によって、デザインは大きく変わってきます。 

目的が「期間限定のセール」であるのか「新商品の宣伝」なのかで、売り出していく方向性が異なるからです。

「期間限定」であれば、商品画像を大きく見せるより「期間限定」の「セール」であることが分かった方がお客様の購買意欲を刺激することができますし、 「新商品」であれば、商材画像を効果的に配置した方が「どんなものなのだろう?」「もっと詳しく知りたい」とその先のアクションに繋げることができます。 

なので、まずは「目的」を設定しましょう。
ゴールが決まっていない場合は「経緯」をお話頂けるだけでも構いません◎

デザイナーは「ゴール」が明確だと、より効果的な表現方法を提案できます。
「かっこいいデザインが欲しい」「なんとなくいい感じにしてほしい」というおまかせのご依頼よりも、 目的や経緯が明確である方がずっと価値のあるデザインを提供できます。

■デザイナーへの伝え方の例

【例1】
自社ECショップの新商品追加に伴いレディースファッションのバナーデザインを依頼したいです。
このバナーはトップページに掲載し、「新商品ページ」へ誘導することが目的です。

【例2】
経緯:自社サイトのリニューアルに伴うデザイン一新
目的:より女性受けするデザインにリデザインすること

②ターゲットを設定する 


目的や経緯が決まった後は「ターゲット」を設定しましょう。
ターゲットはペルソナとも言いますが、簡単に説明すると「そのデザインの対象は誰か?」を明確にします。

①の例だと、「レディースファッション」ということで対象のメインの属性は女性であると思われます。
しかし「10代女性向け」なのか「30代女性」なのかでデザインは変わります。
というのも、属性や年代によって好むデザインがあるからです。

渋谷系ファッションが好きな10代女性には好まれる配色であっても、
30代の会社勤めをしている女性には刺さらない…ということが少なくありません。(もちろん個人の嗜好もあるため、例外はあります)

また、ご依頼主様が個人的に好みだと感じたデザインでも、ターゲットにはそぐわないというケースもございます。
なので「そのデザインは誰のために作るものか」をあらかじめ決めておくとデザイナーはより解像度の高い提案をすることができます。

■デザイナーへの伝え方の例

【例1】
ターゲットは金銭的に余裕のある30代の働く女性で、ワンランク上の質のいいオフィス服を求めている方です。
【例2】
ターゲットは10~30代の男女で若い方です。


③参考を添える


既にご依頼主様の中でイメージするデザインが固まっている場合は「参考」を添えると完璧です!

「参考」として提出いただくものはURLでも画像添付でもOKです!
これさえ頂ければ、デザイナーはその参考に組み込まれているデザイン要素を抽出してバッチリ再現します。笑

なぜ「参考」があると再現しやすいかと言いますと、デザインから受ける印象の感覚って結構個人差があるんです。
たとえば「細めの文字」と一口に言っても実は結構幅があります。


01.png


なので「細め」や「明るい色」などの抽象的な指示だと、デザイナーの受け取った感覚で一旦作り上げることになります。

もちろん、作ったものを見て頂いてお客様に判断頂く形でも制作は進められますが、それだけ無駄な時間がかかってしまいます。
でも「このデザインと同じ太さにしてほしい」といった具体的な「参考」の例を挙げて頂けると、感覚の齟齬が発生しません。


02.png


せっかく時間をかけるのであれば、こういった感覚のずれを修正することに使うより、全体のクオリティUPに使った方がいいデザインになります。
ですので、「参考を添える」とデザイナーもその分制作に集中し、結果的にお客様のご希望のデザインにする”近道”ができます!

■デザイナーへの伝え方の例

【例1】
全体のテイストの参考は「http://~」で、配色は添付画像を参考にしてください。
【例2】
既存サイト「http://~」に合うようなデザインでお願いします。
【例3】
添付画像のデザインと同じ方向性でお願いします。


いかがでしょうか?
この3つを意識して依頼すると、デザイナーのヒアリングもより精度の高いものになり、品質向上につながります。

クラウドソーシングは顔が見えない分コミュニケーションが難しいですが、この方法を使えば一層お得にデザイン依頼ができます。
よろしければ、ぜひこの依頼テクニックを使ってみてください!

ちなみに、natsunoteでは上記情報のご提供がない場合でも「お客様と一緒にデザインを作り上げる」をコンセプトに制作しております。

目的やターゲットがご依頼時点で決まっていなくても、ご相談の中で一緒にデザインを完成させていく二人三脚体制となっています。

デザインでお困りの方はぜひ一度ご相談くださいませ。




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