アファメーションで未来は変わるのか?

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コラム
ある実験結果の内容を見てなんとなく思ったのが、「これ”アファメーション”を理解しやすいな」っと思いました。

ベンジャミン・リベット(ノーベル賞)とったすごい人が自由意志について、ある実験結果の内容を発表しています。

貴重な実験結果から人の神秘性・可能性があると思いました。

興味があれば詳細は「ベンジャミン・リベット 自由意志」で検索してもらえば、見つかります。

かいつまんでぎゅっとまとめると


脳と皮膚に電気刺激を与えたときの反応時間実験。
脳に電気信号を与えたときと皮膚刺激を与えたときに、この2つの刺激をどっちを先に感じたかを実験した内容です。
脳へ電気刺激を与えた場合も皮膚刺激も「0.5秒」と同じだった。
刺激を受けたと意識するのに「0.5秒」も、意識が遅れている。
ただ人間はとっさの出来事に対して、「約0.2秒」あれば反応できることも分かっている。

なぜ「0.3秒」の差があるのか


リベットが行った、もう一つの実験。
目の前にある時計を確認してもらいながら、好きな時に手を動かしてもらう

その時に、手を今から動かそうと思い立った時間と、実際に手が動いた時間を記録した結果

すると、手を動かそうと思ってから実際に手が動くまでは、「0.2秒」だったそうです。

この結果は想定通りの内容だったそうですが、実は脳波が立ち上がる時間だったそうです。

この実験の結果、動かそうと思い立った時間の「0.3秒」前には脳波が立ち上がり手を動かす準備をしていた。

手を動かそうと意識する前に、手を動かす脳波が出ていた。

結論:自分の意識が決断する前に、脳が無意識にすでに決断している。


人間は意識よりも先の未来に起きる出来事を、すでに脳の無意識が体験しているし無意識が体験したことや判断したことが、わずかに遅れて意識にあがってくる。

私たちが意識する前に無意識によって決定されており、自分の意識には自分の行動を決定する力はなく、そのほとんどは脳の無意識によって決定されている。

そうなると私たちは動く自分や世界をただ見ているだけの傍観者に過ぎないのか?

今思って考えていることや行動は意識して行動をしていると思い込んでいる。

無意識による意思決定
意識で都合のいい理由付け

ただ、自分の意識で行動しようとしたことをキャンセルしたりすることは可能らしいです。

こう考えると意識はただ自分の行動を見ているだけです。

意識はただ自分の行動を見ているかもしれないが、無意識が判断した結果かもしれませんが、存在しないと主張する人も多くいます。

スピリチュアルを受け入れる人もいれば、否定する人もいるのと同じですね。

この実験から無意識へ働きかける”アファメーション”も腑に落ちました。

この実験結果が全てではありませんが、一つの考え方として捉えてください。

漠然と生きるよりは、いろいろ考えているのは楽しいかなと思います。
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