家は一生ものではない③

記事
コラム
私の家に対する考えは
題名にもあるように
「家は一生ものではない」

子どもが小さいうちは
走り回れて、大声で遊べて
のびのびと育てていける環境を
整えたいと思っていました

これを満たすのは一軒家です

子どもが独立して夫婦二人になれば
広い家はいりません
さらに年を取れば
階段も危険エリアになります

実際、老親はここ何年も自宅の2階に
上がったことがないようです

それなら、
もっと活用してくれる方に住んでもらった方が
家も喜ぶのではないだろうか

そんなことも考えつつ
購入したのですが・・・

エリア選びに失敗したため土地の価格は上昇どころか
年々下降していきました

ポジティブに考えれば閑静な住宅街
自然豊かな住みやすい街であり
自分で設計した家ということもあり
愛着はありますし
大切に使っていました

少し庭もあったので
目隠し代わりになると思い
木を何本か植えたことをきっかけに
ガーデニングに家庭菜園
さらにはイルミネーションにまで
凝りに凝りました

少しずつ増えていったとは言え
将来の財産にならない
ガーデニンググッズに費やした金額は
少ないものではなかったはずです

10年も経った頃には

「もう、一生ここに住むのだな」

という気持ちになり
売ろうという考えはなくなりました

目隠し用に植えた木は
すっかり大きくなり

いや、なりすぎて

もう自分の力では
成長を止めることもできない
大きさになりました










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