思い切った見通しの甘い断捨離

記事
ライフスタイル
今は多くの本がデジタル化されているので、電子書籍デバイス一台あれば乱雑になりがちな本棚のインテリアの問題や、増え続けるマンガの収納に悩まされることは少ないかもしれません。

本に限らずですが、物の処分に迷った時、断捨離界のエキスパートたちがひとつの指針を示しています。それは、捨てようかどうしようか迷っているものが、もう一度購入できるもなら一旦手放してみるという方法です。

とはいえ、学生の方だったらインテリアやミニマル生活を追求するために必要な教科書を手放すわけにはいきません。

そして、もう絶版になっていて手に入れるのが難しい本の場合もやっぱり手放すのは難しいかもしれません。

私は以前絶版になっていた本を持っていたことがありました。それはAmazonで中古で購入したもので、その時点で既に絶版だったため、中古でありながら元の値段よりも高くなっていました。
それもあってずっと持っていたのですが…

思い切ってその本を図書館に寄付することにしました。図書館を利用するのが好きですし、また読みたくなった時に図書館で借りられると考えたからです。
(もし寄付した図書館に同じ本が何冊もあるような場合は、他の図書館にまわしたり、状態が良くない本は処分されたりすることもあるそうです。)

「図書館に自分の本を置いておく」
そのような感覚で本を手放したのですが、後に引っ越しをしたためにその図書館に行くことが難しくなってしまいました…

「国内で発行された全ての出版物を収集・保存し、国民の閲覧要請にも応じている。」という国立国会図書館。

調べてみたところ、私が持っていたその本は国立国会図書館でデジタル化されていたようです。
なので、もし必要なら国会図書館のデジタルコレクションにアクセスすれば手軽に資料を閲覧できる!と期待したのですが、

「現在は著作権の保護期間中か著作権の確認が済んでいない資料のためインターネット公開していません。」

とのこと。

なので今のところ手放した本を以前のように簡単に閲覧できる見込みはありません…

(でもいいんです。
私が手放した本は誰かの役に立っているかもしれないので…)

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す